私は高齢犬と子どものワンちゃんを専門にトリミングをしています。高齢犬は、持病を持っていたり、足腰が弱まり体力が衰えてきているので、負担をかけないように素早くトリミングをすることが大切です。一方、子どものワンちゃんは、トリミングに慣れていないのでよく動きます。落ち着かせながらトリミングは楽しいものだと感じてもらえるように接しています。心がけているのは、ワンちゃんを褒めること。「おとなしくできたね」「キレイになったね」など、声をかけながらトリミングをすると、ワンちゃんも気持ちよく身をゆだねてくれます。生徒への指導も同じように「キレイにカットできたね」「上手くなったね」など、声をかけるようにしています。ワンちゃんも生徒も「トリミングは楽しい」と思えるような指導を心がけています。
ワンちゃんを優しく撫でたり褒めてあげると気持ちは伝わります
実習では一般の家庭からワンちゃん、ネコちゃんを預かってトリミングをしています。1年生の前期は、比較的扱いやすい犬種のシャンプーを中心に、後期にはカットを行います。2年生は扱いの難しい犬種を中心に実習をします。梅本先生自身が学生だった頃は、1年生の時はトリミングの上達が遅く「向いていないのかも」と悩んだ時期もあったそう。2年生になり、メキメキと腕を上げトリミングが楽しくなり、先生になってトリミングの楽しさを伝えたいと思ったそうです。
自身がトリミングで伸び悩んだ経験があるからこそ、生徒の気持ちが理解できる
本校はトリマーも動物看護師も目指すことができます。ワンちゃんを助けたいという気持ちがあるならチャレンジしてください。ぜひオープンキャンパスに来てください。お待ちしています!
2018年3月 愛知県立知多翔洋高等学校卒業 同年4月専門学校セントラルトリミングアカデミー入学。2020年3月卒業。同年4月同校のインストラクターに就任。子どもの頃から動物と触れ合うのが好きで、小学生の時からトリマーになろうと決意。「わかりやすい指導で生徒の質問にもすぐに答えられる、頼もしい先生になりたい」と語る。
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