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私立大学/埼玉

サイタマガクエンダイガク

こんな先生・教授から学べます

昔の説話集を探求しながら自らの頭で考える力を育む先生

人間科学
人間学部 人間文化学科
山部 和喜 教授
先生の取組み内容

 平安から鎌倉時代にかけて書かれた説話集について研究しています。「往生伝」という極楽往生する人々の話をまとめたものがありますが、説話集には、往生に失敗した人の興味深い話も載せられています。また、登場人物の心理を見渡すと、現代人とは変わらない悩みや思いがあったことがうかがえる、そんな視点で読み解いてみても、さまざまな発見があります。
 現代に残っている説話集は、江戸時代に出版された版本で読むと、活字で読むより昔の人の息吹がいっそう身近に感じられます。明治前に使われていた変体仮名で版本を読みながら、話が原本からどう変遷したか?また、例えば中国の説話を日本ではどう作り変えられたのか?など多彩な角度から紐解きながら、真実を見抜く力、自らの頭で物事を考える力、自分の言葉で語れる力を養っていきます。

昔話「こぶ取り爺さん」をテーマに調べまとめた学生もいました

授業・ゼミの雰囲気

口サケ女の髪はなぜ長い?

鴨長明著の『発心集』や、『宇治拾遺物語』『徒然草』などの説話集を読みながら、変体仮名を現代の文字に直す作業や自分で調べどう読み解いたかをレポートすることもゼミの一環です。卒論も、文学や漫画から自分の興味が持てる作品等を一つ選びまとめていきます。「口サケ女の髪が長いのはなぜ?」などに焦点を当て調べまとめた学生がいました。このように「考え伝える」という作業は実は人とのコミュニケーションの訓練になります。そして、日本の文化を世界に向けフラットな立ち位置で説明できる力も身についていくことでしょう。

江戸時代の版本の説話集の挿絵や変体仮名を見ながらどう読めるか考える。右は「蓮華城入水の事」『発心集』

キミへのメッセージ

すぐに役立たないものほど、必ず役立つ日がくる

大学ではまず面白いと感じられることを学んでほしい。そうすれば自ずと世界が広がり進むべき道が見えてくるはず。すぐ役立つことはすぐに役立たなくなるもの。深く学び身につけた教養は必ず役立つ日がくるのです。

山部 和喜 教授

専門 日本文学(中世説話)
略歴
慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程修了 学位:修士(文学)
【主な職歴】
大分県にて高校教師として勤務。川口短期大学専任講師・埼玉学園大学助教授を経て現職。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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