世界32ヶ国、162の大学と交流のある長崎外国語大学では留学制度が充実しています。今回は、日本学生支援機構の海外留学支援制度を活用し、約9ヶ月間、韓国で学んだ平田さんにお話をうかがいました。
韓国語の授業を一緒に受けたクラスメイトの留学生のみんなと
長崎外国語大から一緒に留学した4人で、留学終了間際に記念撮影
高校時代、友人に勧められて韓国のアーティストに興味を持ち、独学でハングルを勉強。次第に韓国に行って文化交流や体験をしたいと思うようになりました。調べるうちに長崎外国語大学を知り、入学。留学に関してはアドバイザーの先生が丁寧にサポートしてくれます。留学先の大学についても、私の希望を聞きつつ、留学の目標や私自身の性格も踏まえて提案してくださり心強かったです。また手続き面もSNSで気軽に相談ができました。
時にはリフレッシュ!韓屋村(ハノクマウル)で伝統衣装を着て
日本語研究サークルの韓国人の学生たちと一緒に、楽しく外食!
韓国では9月から秋学期。最初は授業の内容を理解するのも大変でしたが、周りも同じようなスタートでした。でも私は留学終了時の韓国語能力試験で最上級6級合格を目標にしていたので、1日2時間は必ず韓国語の勉強をすると決めて取り組みました。徐々に慣れてきて3ヶ月程で韓国の学生と同じように理解ができるようになったと思います。また韓国語でのグループワークや日本語通訳演習の授業もあり、韓国語の通訳力も高まりました。
韓国のおすすめスポットなども教えてくれる、フランクな朴先生
一緒に留学した友人と切磋琢磨しながら留学生活を乗り切りました
韓国に留学し、食事や人々の考え方等多くの部分で違いを感じ、自分の当たり前が当たり前ではないことを学びました。例えば日本人は慎重で、周りの空気を読んで行動することが多いと思いますが、他国の学生は積極的で人との関わりを恐れません。その姿に影響を受け、自分ももっと様々なことにチャレンジしたいと思うようになりました。帰国後の就職活動では、韓国語を使う職種に限らず、視野を広げて自分に合う企業を探しています。
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