長崎県の離島にある五島福江空港でグランドスタッフとして働く森 双葉さん。様々な部門・職種と連携して飛行機の運航を支える仕事に、学生時代のどんな経験が活かせているのか話を聞いてみました。
学内のアンペロス寮で仲良くなった留学生と交流
留学生と茶道やバレーボールなどサークル活動を楽しみました
サークルで留学生と一緒にスポーツや茶道を楽しんだり、「カンバセーションパートナー制度」でアメリカ人留学生とペアになってお互いの国の文化や言語を教え合ったり。私は学内の国際寮で留学生と一緒に生活していたので、学生時代は授業でもプライベートでも、常に外国語が飛び交う環境で過ごしていました。異なる文化的背景を持つ人とたくさん交流したことで、語学力だけでなく、思いやりや協調性も身につけることができました。
留学先で出会った日本語を学ぶ学生と航空業界を目指す友人たち
迅速かつ丁寧なコミュニケーションを心がけています
フランスへの留学で、多文化社会にふれて視野が広がり、航空業界を目指している仲間の輪も広がりました。また、自分で何かを調べて発表する授業が多く、日本とは異なる学び方を通して積極性も身につきました。現在、空港におけるCS活動(お客様の満足度を向上させるための取り組み)にも参加していますが、お客様に喜んでいただける企画を考え、盛り上げる活動においては、留学生活で身につけた発信力も大いに役に立っています。
同僚とのコミュニケーションも大切にしています
空港のCS活動では他部署と連携しながらプロジェクトを進行
五島福江空港は島民の方だけでなく、旅行やビジネスなど様々な目的のお客様にご利用いただいているので、お一人ずつのニーズに合わせた接客を心がけています。離島便は遅延や欠航が多く、乗り継ぎ予定の方には空港の振替をご案内するなど、柔軟かつ迅速な対応も求められます。ワイナリーのある五島にはフランスからお客様がお越しになることもあり、大学時代に習得したフランス語で対応し、喜んでいただけたのは嬉しかったです。
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