現在のスポーツ活動における問題点を洗い出し、資料収集やフィールド調査を通して問題解決の方法を探っています。例えば障がい者スポーツや、生涯スポーツを推進するとき、対象者にどのようにスポーツを促していくか、場所や指導者などの確保はどうするのか、といった問題点が出てきます。こうしたスポーツは、身近な場所でいつでもできることが重要となります。そこで、地域のスポーツクラブや学校などと連携してスポーツを広める活動をしています。生涯スポーツはいろいろな種目を、いろいろなレベル、年代に合わせて楽しむものです。それらのスポーツの指導者的役割を担える学生の育成に取り組んでいます。また、学生には公認スポーツ指導者資格の取得を見据えて、地域スポーツクラブや競技スポーツのマネジメントについても教えています。
身体の不自由な人でも楽しめるターゲットバードゴルフや、ディスクゴルフなどの新しいスポーツも学びます
指導者を育成するため、他のゼミ生を生徒役にした演習形式の講義を実施します。学生たちは指導計画書を作成し、それに基づいて実際に授業を実施した後、生徒役の学生や指導教官とディスカッションしながら内容を検証して、指導者としての能力を磨いていきます。スポーツができない子に対しては何故できないかを分析し、できるようにするための方法を考察するのも重要な課題です。こうした授業を通して自ら考える力も伸ばし、各自の研究テーマに沿ったプレゼンテーションの機会で構成力・表現力なども高めていきます。
実技はもちろん、座学もアクティブラーニング形式を実践。学生が自ら答えを引き出せる授業を展開
本学は2学部の小規模な大学です。だからこそ「面倒見の良さ」には自信をもっています。目標に向かって頑張る学生一人ひとりを、教職員が一体となって最後まで後押しします。本学で「自分づくり」を実現しましょう。
中京大学大学院体育学研究科博士課程修了。中京大学大学院実験実習助手、非常勤講師などを務める。2004年、星城大学経営学部特任講師、専任講師、准教授を歴任し、2015年教授に。2019年、学長補佐に就任、現在に至る。愛知県 東邦高校時代に甲子園出場(第67回選手権大会、第57回・第58回選抜大会)。現在、硬式野球部監督として約120名の学生を指導。愛知リーグ2部で戦っている。
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