読者の方々が読みやすいように絵のクオリティを上げることが大切だと思うので、そこに力を入れて日々制作に取り組んでいます。大原の在学中に、マンガ雑誌の担当編集の方がついて下さっていたので、それがマンガを描くことへの自信になりました。マンガの業界はとても厳しい世界だとは思いますが、それでもマンガを描き続けたいという思いが強いので、これから数多くの作品を見てもらえるよう努力を続けていきたいと思います。
入学前は好きにマンガを描いていただけでしたが、大原で描き方に対するルールや基礎的な部分をしっかり教わることができたことで、マンガを描くことに自信が持てました。コマ割りや見開きの使いどころ、読者の目線など、先生のきめ細かなアドバイスがとても勉強になりました。そのほかにも色々なアドバイスをして下さり、ダメなところはきちんと教えてくれたのでとても感謝しています。厳しいところもあったけれど、すごく信頼していました。在校中のイベントでは、学外研修が思い出に残っています。マンガコースのみんなで一日中盛り上がりました。友達と色々な話をすることができ、なかなかない機会だったと思います。
大原で学んだことが制作するうえでとても活かされています
将来マンガ家を目指すなら、マンガが好きで描き続けることが大切だと思います。僕は小学校3年生の時に4コマ漫画を描くのが楽しくて、友達に見せたら面白いと言ってもらえたのがマンガ家になりたいと思ったきっかけ。本気で職業にしたいと思ったのは中学卒業後で、高校に入ってからひたすら練習をはじめました。そんな些細なきっかけからでも夢につながっていくものだと思います。専門的なことは同じ夢を目指す仲間と学び、協力していくことで自然と身につくものだと思うので、マンガが好きで職業にしたいと考えている人は、ぜひチャレンジしてほしいですね。
マンガを通じていろんな想いを表現していきたいです
少年エース担当者付/マンガ家コース/2016年卒/京都府立農芸高校出身/学生時代からすでにマンガ雑誌の担当編集がついていたという村岡さん。大原では、クラスメイトと常に絵を見せ合って、良いところや悪いところを指摘し、互いにマンガの技術を向上させていたそう。仲が良く、刺激をくれる仲間に囲まれて学べたことが、今につながっているという。
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