マネージャーとして、タレントを支える毎日です
芸能人のマネージャーとして、タレントのスケジュールやSNSの管理から、現場への送迎、同行などを行っています。担当するタレントが気持ちよく仕事をできるように、細やかなサポートを心がけています。「いつも仕事をやりやすくしてくれてありがとう」と言ってもらえたときには、自分の仕事に自信が持て、やりがいを感じました。芸能界ではさまざまな関係者と連携する必要があるので、コミュニケーションを取ることを大切にしています。例えば、初対面でお仕事をする人には挨拶をしたあと、必ず少しお話をするようにしています。「今日寒いですね」「素敵なお名前ですね」など小さなことでも会話をして、距離を縮められるようにしています。
在学中は、スポーツビジネスを学ぶためにプロサッカーチームのサポートに参加するなど、実際に現場で経験を重ねました。その際、どうしたらチームの観戦者数を増やせるかを考える機会があり、自分でも企画を考えて実行まで漕ぎつけました。結果的に、目標としていた集客数を達成することができ、とても印象に残る体験になりました。スポーツをビジネスやマーケティングの視点からとらえて、どうしたらチームや競技に人気が出るのか、観戦者数を増やすにはどうしたらよいかを考えた経験は、今の仕事で、タレントの売り込み方を考える際にとても役立っています。
自分の発掘したタレントを有名にすることが目標です
私は学生時代「無いものは作る」という姿勢で、お金や時間が無くてもやりたいことを諦めず、何ができるか考えていました。海外のスポーツ市場について学びたかったときには、計画的に必要なお金を貯めてニューヨークビジネスツアーに参加したり、長く続けていたバドミントンの部活を諦めてでもプロサッカーチームのサポートに参加したり、自分の目標のためにできることを考え、実行してきました。そうした取り組みを続ける中で、知識だけでなく行動力やコミュニケーション能力が向上。人の気持ちを考えて仕事をすることが求められるマネージャーという職業に必要な力を身につけることができ、今につながっています。
どんな小さなコミュニケーションも仕事につながります
株式会社スターダストプロモーション 勤務/スポーツ学部 スポーツ学科/2020年卒/幼い頃から映画やテレビを見るのが好きで、「このタレントはどうしてこんなに人気があるのだろう」と考えていたことがきっかけと話す延廣さん。はじめは体育教諭をめざし、教員免許を取得できるびわこ成蹊スポーツ大学に進学したものの、現在はスポーツとは関係のない仕事に就いている理由を「本学で幅広くいろいろな分野を学べたから」と語ります。今後は、自分の担当するタレントや新たに発掘したタレントを、誰もが知っているくらい有名にしたいと決意を教えてくれました。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。