身体の状態に合わせた日常動作の介助も習得
さまざまな作業を組み合わせリハビリを計画
患者様の目線に立った関わり方を学びます
リハビリを行う際、患者様の疾患に合わせて用いる「作業」の実践と、作業の特性について理解を深めています。授業では、陶芸や手芸などを実際に経験し、これらの作業がどのように機能回復に結びつくかを詳しく分析します。目的に合った作業を知るとともに、言葉遣いや礼儀をはじめとした患者様との関わり方も学べました。
患者様やご家族から「この人になら任せられる」と信頼される作業療法士が目標です。きっかけとなったのは、曾祖母が作業療法士とともにリハビリに取り組む姿。作業を通して次第に表情が明るくなる様子に感銘を受けました。今後はもっとコミュニケーション能力を高め、幅広い年代の方との関わり方を学びたいと考えています。
附属病院が隣接した、医療現場が身近な環境で学べることをはじめ、実習が多く、身につけた技術の実践機会が豊富であることに惹かれました。授業前や放課後に実技の自主練習を行える教室があることも魅力です。
医療専門職は、患者様の発言や行動に対して常に意識を向けることが求められる仕事。観察力を身につけるため、人と積極的に関わることを心がけています。国家試験は暗記科目が多いので継続的な学習習慣も大切です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1限目 | 生命論理学 | 総合科学III | 基礎作業学講義 | 生物学 | 神経生理学 | 臨床実習 |
2限目 | 生命論理学 | 日常生活活動学 | 基礎作業学講義 | 生物学 | 生理学III | |
3限目 | 生命論理学 | 日常生活活動学 | 神経生理学 | 神経生理学 | 臨床実習 | |
4限目 | 総合科学III | 日常生活活動学 | 神経生理学 | 神経生理学 | 臨床実習 | |
5限目 | 生理学III | 評価学III | 日常生活活動学 | 生理学III | 運動生理学 | |
6限目 | 生理学III | 評価学III | 日常生活活動学 | 生理学III | 運動生理学 | |
7限目 | 生理学III | 基礎作業学実習 | 運動生理学 | 生理学III | ||
8限目 | 基礎作業学実習 | 臨床実習 |
「基礎作業学実習」では、患者様に提供するリハビリを体験することができます。患者様にとって「なぜこのリハビリが必要なのか」を理解しながら、作業中の関わり方など専門的な知識を身につけることができます。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。