スポーツパフォーマンスを上げるためのトレーニングの開発や実践研究を行っています。まだまだ未知の部分が多いことがこの学問の面白いところ。例えばウォーミングアップは、一昔前には反動をつけない静的なストレッチが推奨されていましたが、現在はサッカーのブラジル体操のような動的なストレッチが主流に。これは速度を重視した準備運動を行うことで神経の反応速度が上がり、ケガの予防にも繋がるためです。大原の授業でも、実際に動的なウォーミングアップを行い、その後のパフォーマンスにどのような影響が出るかを体感してもらっています。より良いパフォーマンスを生み出すスポーツ選手のトレーニング手法は日々変化してくもの。トレーニングを指導する側として、既存の手法にとらわれず常に何が正しいかを考えられるような人材を育てています。
トレーニングの可能性に魅了され、より運動時のパフォーマンスが上がる方法を研究しています
運動処方学、測定評価学、スポーツ医学や、トレーニング論といったスポーツに関する授業を多く担当する千崎先生。中でも、トレーニング実技の習得や実践を目的とするトレーニング論では、前半にウエイトトレーニングの基礎を学び、後半にはストレッチ、ウォーミングアップ、持久力向上トレーニングを行っています。授業の中では、限界まで追い込むトレーニングを行うことも。その体験から、アスリートが厳しいトレーニングを行わないとパフォーマンス向上に繋がりにくいことを体感的に学ぶことができます。
自ら実践、実演ができて初めて、そのトレーニングを伝えられるという事を学生には理解してほしいですね
スポーツ分野の職種は、パーソナルトレーナーやインストラクター、福祉施設での運動指導者など、実に多彩。自分が本当に「好き」だと思えるスポーツの仕事を見つけるため、私たち教師陣が全力でバックアップします!
「体を動かすことが好き!」という原動力さえあれば、私たちが希望の就職までしっかり導きます!
奈良学園大学女子バスケットボール部、帝塚山大学アメリカンフットボール部、奈良県女子バスケットボールジュニアオールスター選抜チーム、奈良県男子青年国体バスケットボールチームなど、多数のチームおよび個人競技選手のパーソナルトレーニングを担当。トレーナーとしての確かな実力を評価され、大原学園に就任。スポーツ業界への就職を目指す学生たちを日々サポートしている。
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