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  • 井口 知也准教授(老年期作業療法学/作業療法士)

こんな先生・教授から学べます

人生の大事なものを見つけ、認知症の予防をめざす先生

老年期作業療法学/作業療法士
保健医療学部 リハビリテーション学科作業療法学専攻
井口 知也准教授
先生の取組み内容

認知症の方は、なぜ徘徊行動をするのでしょうか。私たちはそれを問題行動と捉えやめさせようとしますが、その方にとっては「お墓参りをしている」など必ず大切な意味があります。その背景から、例えばお花をお供えすることを加えてあげると、徘徊が止まるという経験が多くありました。認知症からの回復や悪化予防には、その方の大切なものを理解し支援することが何より重要です。私はその気づきから、健常に戻れる可能性がある「軽度認知障害(MCI)」の方への予防法を研究しています。様々な場面の絵カードを用い、人生で大事にしている具体的な場面を見つける認知症高齢者の「絵カード評価法」を開発。運動を強制したり、行動を制限するのではなく、大切なものを通じて自ら進んで回復につながることを日常的に取り組めるように支援しています。

生活や趣味などの場面を見せながら、その人の大事なものを見つけ、回復につながる方法を考えます

授業・ゼミの雰囲気

卒業後も研究マインドを持って自らの興味を深め、リハビリの発展に貢献できる作業療法士を育成します

臨床と研究はリハビリの両輪といえ、臨床の経験を研究で検証することがリハビリの発展につながります。井口先生は、そんな研究マインドを持って卒業後も知識や技術を高めてもらいたいと思い、自ら興味あるテーマを深めながら研究の基礎を身につけられるような指導を行っています。また、「国際リハビリテーション」では海外の福祉現場などを体験するカンボジアスタディツアーを実施。設備や制度、価値観の違う中でのリハビリを考えることで、広い視野から物事を捉え自ら考える力を養います。この経験は学生を見違えほど成長させています。

身体的なことだけでなく、その人の人生において大切なものを理解できる力も養ってほしいです

キミへのメッセージ

知識・技術だけでなく、マインドを持った作業療法士に!

知識と技術、マインドの3つが揃って一人前の作業療法士といえます。患者さんにとって“人生最後のセラピスト”になるかもしれない、そんな覚悟をもって120%の力を発揮できる作業療法士をめざしてください!

絵カードが白黒や輪郭のみで描かれていることにも意味があります。その理由も授業で解説しています!

井口 知也准教授

大阪リハビリテーション専門学校を卒業後、金沢大学及び同大学院などで学び、臨床現場へ。初めて担当した患者が認知症の方だった井口先生は、徘徊行動などに四苦八苦するが「この人は私が助ける」という熱い想いがこみ上げてきたという。認知症のメカニズムがまったく解明されていない時代から、リハビリの側面から認知症を予防する研究に力を入れ、自治体や福祉協議会と連携し、健康な状態から予防、就業までの支援を行っている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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