動物と人間の関係性はひとつじゃない! |
一緒に暮らすペットの存在や、メディアに登場するかわいい動物たちの姿に癒されたこと、ありませんか?でもその一方で、飼育崩壊や動物の被災など、時折目にする動物の不幸なニュースに心を痛めたことがある人もいるかもしれません。 動物も、人間も、一緒に幸せになるために私たちは何ができるでしょうか?それを考えていくのが、動物人間関係学科の学びです。学ぶテーマは「動物と人」。動物愛護、動物適正飼養、ペットビジネス、飼い主心理など、人間社会における動物とのかかわりについて探究していきます。 人間と動物との関係は「飼う/飼われる」だけではありません。動物の安全や健康を守る人がいる一方で、人間を助けたり癒したりする動物もたくさんいます。例えば、盲導犬・聴導犬・介助犬といった身体障害者補助犬はその代表的な存在です。補助犬とそのユーザーの現状や課題を理解し、補助犬の普及啓発や社会の受け入れ体制の整備を進めるために、動物関係者が果たす役割について、必修科目の『アシスタンスドッグ論』では学ぶことができます。 |
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しつけ、ペットロス、福祉…「動物と人」に関する豊富な科目 |
ほかにも、社会で困っている動物や人を助けるために、保護犬・保護猫の譲渡活動やしつけ・トレーニングなどについて学んだり、動物と人の心を深く理解して社会に貢献するために、動物介在教育、アニマルセラピー、ペットロスなどを学んだり。また、ペットとの豊かな暮らしを提案するために、ペットフードやペット用品、ペットと暮らす住宅についても学ぶことができます。このように「動物と人」について幅広く探究できる科目が豊富に設置されています。 動物人間関係学科の卒業生は、ペット関連企業や動物飼育施設、ペット同伴施設、社会福祉施設、動物愛護団体など、多彩なフィールドで活躍し、動物と人が共に暮らすより良い社会をめざして奮闘しています。 |
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