最初は母が通っている美容室について行った時の待ち時間に、スタッフさんが「髪の毛、かわいくしてあげよっか?」と言ってくれたひと言がすべての始まり。母親にはできない施術をしてくれたのが嬉しかったことを今でも覚えています。それ以来、美容師は私にとって特別な職業。七五三、成人式、結婚式などヘアだけではなく着付けまでできる、日本人女性の人生の大切な節目節目に自分を変えてもらえる仕事は素敵だと思い、この道に進みました。国家資格である美容師免許があれば表参道のサロンから被災地の避難所まで、どんなところでも仕事はできますし、私のように子どもを産んでからでも復職しやすく、元気であればいつまでも続けられる仕事です。学生にはハサミ一本あれば生きていける、美容師という素敵な仕事の魅力を伝えたいです。
美容師の仕事の主役はお客様。綺麗になりたい、格好良くなりたいという気持ちをサポートできる存在です
佐藤先生の授業は実習科目が多いこともあるが基本的にプリントアウトしたマニュアル資料はあえて渡さない。ただ教員から手渡しされただけのプリント資料では卒業後にサロンデビューをしてからも本当の意味で自分のものにはならないからである。だからこそ授業や実習では学生の自主的なメモは必要不可欠となる。授業や実習の1コマ1コマすべてが真剣勝負。「極めて現場に近い感覚で教えていられるのかな、と思っています」と語る佐藤先生。現場を経験したスタイリストの指導者だからこそ、学生が本気で向き合える授業がここにある。
お客様のその場の表情が美容師のすべての答え。積み重ねた努力が結果につながるのが美容師の魅了
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末っ子を美容室に連れて行くとシャンプーがお気に入りに。美容室が特別な場所だと改めて実感したそう
表参道のサロンに勤務し約3年でスタイリストデビュー。美容師として充実した日々を送りつつサロンでの新人教育のトレーナーの仕事に魅力を感じた佐藤先生。歩んできたご縁から教員の道へと進み、17年目を迎える。
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