学内実習や病院での臨地実習、また他学科との連携によるインタープロフェッショナル教育など、臨床検査技師になる目標を叶えるため日々努力を重ねた白石さんに、「どのように成長したのか」お話を聞きました。
4学科混成のグループで医療をテーマに討議と発表を行いました
常に現場を意識し、責任をもって臨める充実した実習環境です
学科内の実習は科目毎にグループが変わることで考え方の偏りや慣れが生じることなく意見交換でき、いつも新たな視点を得られ、お互いをより高め合えました。また、他の学科と連携したインタープロフェッショナル教育は一つの議題に対して臨床検査技師としてだけでなく他職種からの意見を聞けるという、とても有意義な内容でした。そこで得た「病院、チームとしての視点」は、現在の職場でも生かせていると実感しています。
臨地実習で、緊張感と責任感をしっかり身に付けられました
恩師とは卒業後も交流があり、今でも大変お世話になっています
大学4年次の1ケ月間の臨地実習はとても大きな経験でした。経験も浅く、どこか社会を甘く見ていたような私を先輩技師が厳しく指導してくださいました。その指導があったからこそレポート提出の勉強により打ち込むことができ、就職にもつながりましたし、おかげで今「病院で働く」という責任感をもって仕事に臨めています。また、恩師の存在も大きく、厳しい国家試験の勉強もがんばれました。今も感謝の気持ちでいっぱいです。
臨床経験を無駄にせず、専門性に特化した幅広い知識を得たいです
機械だけに頼らず、小さな変化も見逃さないよう連携しています
現在の所属部署「心臓カテーテル検査室」では心電図のモニタリングや血管内のエコーを診るなど医師や看護師、診療放射線技師と共に目の前で行われる治療に携わっています。臨床検査技師の仕事分野の中でも患者様により近く、知識はもちろん臨機応変で緻密な対応が求められます。この経験を蓄えていき、治療の流れを理解した上で医師が必要とする情報プラスアルファを、求められる前に渡せるような臨床検査技師になるのが目標です。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。