プランナー時代、私がもっとも大切にしていたのは、挙式当日だけではなくその先を見据えたプランニング。お二人やご家族、参列者にとってその先もずっと「ステキな結婚式だった」と心に残る挙式にしたい。プロとしてお客様とともにそうした挙式を創りあげていくには、お客様の心の奥底に眠る想いに向き合うことが何よりも大切なんです。私がこうした想いをより強く抱くようになったのは、コロナ禍の影響も大きかったですね。先が読めず、制限のある状況の中で、できるだけご希望に沿った挙式を実現させるにはどうしたらよいのか。でも、困難な状況でもできることはたくさんあることが見えてきましたし、新しいことに挑戦するやりがいも実感できました。授業では、私自身のリアルな経験を学生たちにどんどん伝えていきたいと思っています。
最近まで現役だったので、授業ではお客様のリアルな表情、言葉などをまっすぐ伝えることを心がけています
先生の授業では、「突然何が起こるのかわからない時代の中で、相手の気持ちに寄り添って考え行動することの大切さ」を繰り返し伝え、それを学生自らが考え実践できる力を養っていきます。「これから入学される方々は、コロナ禍によって大変厳しい状況を経験しています。でもだからこそ、新しいアイデアを出してこれまでにないブライダルのカタチをつくりあげていく力があるはず。今、そしてこれからの時代で輝く皆さんからどんなアイデアが飛び出すか、私自身とても楽しみにしています」(大里先生)。
学生の皆さんの考え方や新しいアイデアに先生も刺激を受けています
本校の学生たちはブライダルの仕事、学びの楽しさを自分の言葉で皆さんに伝えます。進路に悩んでいる方こそ、なりたい姿を探して欲しい。OCで出会う先輩たちは、1年後のあなたの姿かもしれません。
専門/ウェディングプランナー
略歴/東京ブライダル専門学校卒業後、ブライダル業界へ。2021年まで現役のウェディングプランナーとして活躍した後、教育の世界に。自身の経験に基づいたリアルでわかりやすい授業が評判だ。「ブライダルも教育も、誰かの人生に影響を与える仕事。これからは、私の母校でもある本校から、たくさんのすばらしい後輩たちをブライダル業界に送り出していきたいですね」(大里先生)。
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