第一志望の警察事務になる夢を叶えて活躍しています!
私は現在、大分南警察署の会計課に勤務して、拾得物担当をしています。大切なものをなくして困っている方の受付や返却の手続など、窓口での対応が中心の仕事です。落とし物が見つかった時はすぐにご連絡するのですが、窓口を訪れた方は、こちらが恐縮してしまうくらい何度もお礼の言葉を述べられます。一日に何度も、心からの「ありがとう」が聞ける職場で、住民の方々のお役に立てていることを実感できる仕事に就けて、本当に良かったと思っています。動物もお預かりすることもあるのですが、先日迷子になった犬とご高齢の飼い主さんが、窓口で再会する場面に立ち会いました。忘れられない、想い出の一つになりました。
道路で交通整理をしている警察官を見て、幼い頃から憧れていました。高校になって、いよいよ進路を決めなければならない時も、その想いは変わりませんでした。転機が訪れたのは大原学園に入学してから。実際に警察事務をしている先輩が学校を訪れ、その仕事や日常を語ってくれるガイダンスがあったんです。この仕事なら、住民の方々と深く関わることも、現場でカラダを張っている警察官を裏方としてサポートすることもできる…。そのことを知って、興味が湧いてきました。誰もが知っている仕事ではないだけに、情報を集めるのには苦労しましたが、先生に相談をしながら、仕事の詳しい内容を知るたびに、いつしか第一志望の仕事になっていました。
住民と直接関わり合える、今の仕事に満足している
高校生の頃、公務員系の専門学校のイメージは、とにかく勉強漬けの毎日…といったものでした。でも、オープンキャンパスで先輩たちの話を聞いてみると、オンとオフのけじめを付けて、オフも楽しんでいるという印象でした。そんな校風が私の性格にピッタリで、迷わずこの学校を選びました。在学中のことで印象に残っているのは、面接対策の授業です。1年生の後半から始まるこの授業で、文章を丸暗記して語るだけでは、面接官に何も伝わらないと言うことを身を持って実感しました。伝えることをしっかり選び、決めた後は、トレーニングの繰り返し。おかげで本番前の頃には、面接官の目を見て想いを伝えられるようになりました。
在学中に磨いたコミュニケーション力で仕事も円滑に
大分県警察 大分南警察署 会計課勤務/公務員総合コース/2018年卒/幼い頃からの憧れであった警察官をめざし同校に進学。しかし在学中に警察事務の仕事を知り、この仕事をめざすこととなる。大分県の職員であるこの仕事の採用試験には、彼の苦手な国語の試験もあったが、押入にしまい込んでいた段ボールの中から、高校時代の教科書やテストを探しだし、徹底的に復習。そんな努力が報われて、一次の学科試験に合格。とにかく場数を踏んだという面接試験には自信があったという。こうして大分県庁に警察事務として採用が決定。卒業後は大分南警察署の会計課に配属。現在は拾得物担当として、窓口業務などにあたっている。
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