授業ではテーマに沿ってキャラクターを描写
アナログとデジタル。両方の技術を学びます
液晶タブレットを使ってペン入れ作業中
手描きのデッサン、パースの取り方などの基本はもちろん、ストーリー構成やキャラクター描写といった漫画家に必要なテクニックまで幅広く勉強中。絵が好きでも作品として仕上げた経験が無かった私にとって、先生方のアドバイスは実践的。どうすれば読者に喜んでもらえるのか、物事を客観的にみる視点が身に付きました。
今月末から漫画家のアシスタントとして背景を描く仕事が決まり、ちょっと緊張気味…。でも、プロの仕事を間近で見られるチャンスなので、少しでも多くのことを吸収したいと考えています。並行して自分の作品づくりも続け、在学中に賞をとりデビューするのが今の目標。将来は、少年漫画雑誌で連載できたらとても嬉しいです!
編集者を学校に招いて作品を見てもらう「編集者審査会」があることが決め手に。審査会で認められればデビューへの道が開けます。学校のある水道橋は出版社が多く作品の持ち込みに便利なのも、選んだ理由の一つです。
アナログとデジタルの両方を学べる点が魅力です。今の段階でどちらかを選ぶ必要はありません。在学中にたくさんの絵を描き、作品をつくることで、どの技法が自分に向いているかをじっくり検討することができますよ。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1限目 | キャラクター描写 | コマ構成 | デジタルコミック | デジタルコミック | 漫画演出 | |
2限目 | キャラクター描写 | コマ構成 | デジタルコミック | デジタルコミック | 漫画演出 | |
3限目 | キャラクター描写 | コマ構成 | デジタルコミック | デジタルコミック | 漫画演出 | |
4限目 | ペン画実習 | 背景描写 | スクリーントーン実習 | シナリオ術 | 漫画制作実習 | |
5限目 | ペン画実習 | 背景描写 | スクリーントーン実習 | シナリオ術 | 漫画制作実習 | |
6限目 | ペン画実習 | 背景描写 | スクリーントーン実習 | シナリオ術 | 漫画制作実習 |
先生や編集の方から、感情の動きに注意を払うことが、深みのあるストーリー作りに役立つとアドバイスをされました。時間があるときは、「何故あのとき自分はこう感じたのか」をメモにとるようにしています。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。