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こんな先生・教授から学べます

エネルギー開発に必要不可欠な掘削技術を伝える先生

掘削技術
掘削科 
島田 邦明先生
先生の取組み内容

私の専門分野はロータリー式掘削という、地熱発電などに利用する大きくて深い井戸を掘る技術です。日本のエネルギー資源は、石油や天然ガス、地熱などの地下資源なので「掘削」は必要不可欠。また、地球温暖化防止に関わる二酸化炭素の地下貯留にも必要な技術です。掘削業というと、残念ながら一般的にあまり知られていない分野かもしれませんが、エネルギーや地球環境の保全のためになくてはならない分野です。しかし、現状は技術者が不足しており、私はこれからのエネルギー開発の未来のために、この分野で活躍できる人材を育てたいと思っています。とはいえ、修業年1年の短期間ですべての技術を学ぶことは難しいので、基本知識や掘削技術の概要を伝え、入社後に短期間で優秀な技術者となる道筋を作ることが大きな目的です。

教材・資料として取り入れた実際の掘削機器を見て、触れて、掘削のシステムや機器の扱い方を学びます

授業・ゼミの雰囲気

掘削機器や作業の名称など、専門用語を理解することから学ぶ

掘削は特殊な技術なので、まずは使用する機器や工具の名称などの基本的な事から説明していく。授業で使う資料は、画像や動画などを用意して、できるだけわかりやすく伝えることを心がけている。また、学内には関係各社から提供された掘削機器を展示しており、一部の機器は実際に稼働させて掘削のシステムや機器の取扱いを学び、安全作業に対する知識と感受性を高めていく。第一線で活躍していた講師の経験に基づいた話が聞けるのはもちろん、実際の現場では見ることのできない機械の中身をじっくりと観察できるのも、貴重な学びとなる。

分かりやすさを意識した授業では、先生が現場で経験した話なども交えながら教えている

キミへのメッセージ

未来のエネルギー開発は私たちの生活に関わる大切な役割です!

エネルギー開発における掘削技術の必要性や、どのような機械を使ってどのような工程で行われているのかを知れば、この分野が私たちの日常生活にどう役立つのかが理解できると思います。

島田先生「1年という短い間で、将来自分が現場に出た時に役立つ基本的な知識をしっかり吸収して欲しい」

島田 邦明先生

専門科目:ロータリー式掘削技術/1975年に東海大学海洋学部海洋資源学科を卒業し、帝石削井工業株式会社(現:株式会社INPEXドリリング)に入社。地熱発電の掘削の現場で作業者、管理者として携わる。2022年に退職し、未来のエネルギー開発の人材育成のため、掘削技術専門学校の教師となる。学生時代に蝶の採取を趣味としており、現在も仕事の合間などに蝶の写真撮影を行っているそう。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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