SAMさんやドン小西さん…有名人が教えてくれる専門学校とは?

特定の分野で専門学校を選ぶ際には、“どんな人が教えてくれるのか?”という観点も加えてみると、学ぶことがさらに楽しみになるかもしれない。

 

大学や専門学校では各界の第一線で活躍するプロや、テレビでよく見かける有名人が、先生として授業をしていることがある。今回は専門学校で教える有名人を紹介しよう。

 

名古屋ファッション専門学校では、ファッションデザイナーで評論家のドン小西さんが特別講師を務める。ファッションマスター科では、毎月2回、デザイン発想、クリエーションの授業を開講。歯に衣着せぬ鋭いアドバイスに刺激を受けられる。

 

日本工学院クリエイターズカレッジの声優コースでは、『シティハンター』や『北斗の拳』、『名探偵コナン』などで活躍したベテラン声優の神谷明さんが講師を務める。神谷さんの教え子だった学生が、現在ではプロとして活躍するなど、学校と現場をつなぐ役割を果たしている。

 

日本工学院ミュージックカレッジのダンスパフォーマンス科で総合プロデューサーを務めるダンサーのSAMさんは、定期的に来校。直接指導を受けた生徒も数多くいる。

 

東放学園専門学校では、『池袋ウエストゲートパーク』や『TRICK』、『ケイゾク』など、話題のドラマや映画を次々と手がける映画監督の堤幸彦さんが特別講座の講師を務める。堤さんは同校の卒業生。特別講座では映画監督としての仕事の進め方や、現在の仕事の内容などを率直に語ってくれる。この業界を目指す学生にとっては、貴重な機会といえるだろう。

 

ほかにも文化服装学院が、同校の卒業生で世界的なファッションデザイナーのコシノジュンコさん、山本寛斎さんなどを客員教授として迎えていたり、東京ビジュアルアーツでは、同校の卒業生でカンヌ映画祭のグランプリを受賞した映画監督の河瀬直美さんが特別講師を務めるなど、卒業生の人脈を生かした豪華な講師陣が並ぶ学校もある。

 

一流の人の仕事ぶりを間近でみたり、ひとことひとことの言葉のパワーを感じたりすることは、想像以上に刺激的。ましてや直接手ほどきを受けたとなれば、大きな自信になるだろう。