東京モード学園、学生デザインのユニフォームが企業に正式採用
東京モード学園は、介護・保育事業を行うケアパートナー株式会社との産学連携企画「ユニフォームデザインコンペ」を実施した。
同コンペは、ケアパートナーの施設に通う利用者や、そこで働くスタッフにとって、より快適で、より楽しめる施設環境を整えていくことを目的に行ったもの。
学生たちはオリエンテーションを通して、介護・保育の現場を学び、それぞれの特性にあったデザインを考案。介護施設の利用者や保育施設の保護者、スタッフなど、約8,000名からの投票の結果、ファッションデザイン学科・高度専門士コースの荒木絵利加さんのデザインが最優秀賞に選ばれた。
荒木さんは、荷物を持たなくていいように、ポケットの数とバリエーションを増やし、また、リブやストレッチ性のある素材を用い、動きやすくかつデザイン性のあるユニフォームを提案した。
荒木さんのデザインは、2018年度より、ケアパートナー約2,500名のスタッフのユニフォームとして採用される。