和裁の仕事に必要な能力を証明する国家資格。1級取得で年齢に関係なく活躍可能
振袖や訪問着など和服を仕立てる仕事をするために必要な技能を、厚生労働省が検定・公証する国家資格。3級、2級、1級の3段階があり、各級とも年1回実施の技能検定に合格すれば得られる。受検するには原則として実務経験が必要だが、3級と2級は専門学校などで和裁に関する学科で学び、卒業すれば受検可能。着物業界ではよく知られた資格で、特に1級取得者の評価は高く、独立して年齢に関係なく仕事を続けることも可能になる。
技能検定を受検するには、原則として実務経験が必要。必要とされる実務経験の年数は、学歴や職業訓練歴などにより異なる。所定の学歴や職業訓練歴をもたない場合、3級受検には6ヵ月以上の実務経験が必要で、2級は2年以上、1級は7年以上の実務経験が必要とされる。なお、3級と2級は、大学、短大、厚生労働大臣指定の専修学校・各種学校などで和裁に関する学科を卒業していれば実務経験がなくても受検できる。3級は在学中でも受検可能。
5.942人 ※2005年11月現在の3級の累計合格者数
81.6%(3級) ※平均合格率
主な職場は和服仕立て事業所、呉服店など。実力があれば、呉服店や知人などから依頼を受けて、自宅で和服の仕立ての仕事をすることもできる。和裁教室を開く道もあるだろう。
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