樹木や環境に関するハイレベルな知識と実務経験で緑の普及に努める「樹木のお医者さん」
環境汚染や病害虫によって弱った樹木を治療するのが樹木医の主な仕事。木の病気は樹種ごとの特性によって違い、原因も病気、虫、獣、気象、土壌障害など、実にさまざま。必要な知識の範囲は人間の医者以上に広いともいえ、地球環境にまで及ぶ。木そのものを診察・治療するだけではなく、地層や気象など周辺知識も不可欠。
14日間の樹木医研修を受けるが、その応募には、まず造園業や林業、国や地方公共団体の農林業、大学の研究所などで、樹木の保護、樹勢回復、樹木の治療などに関する7年以上の研究または実務経験が必要。なお、樹木医補資格養成大学等を卒業し、「樹木医補」として登録された者は、1年以上の実務経験で受験資格が得られる。その後、選抜試験によって研修生を選抜する。研修中にも科目ごとに試験が行われ、最終日には面接が実施される。選抜試験の内容は、かなりハイレベル。
1.244人 ※2004年12月現在
21.70% ※2004年実績
樹木医に登録されると、その名簿は林野庁、都道府県緑化担当課、(財)日本緑化センターなどの機関に置かれ、全国各地の老木y街路樹を診察・治療に歩く「樹木のお医者さん」として活躍できる。また、宅地開発などで山を切り開く際に古木の移植を行ったり、街の造園計画や緑化計画に参加し、知識や技術を生かす道もある。
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