「植物が好き」だから、最短で樹木医・自然再生士の受験資格が与えられる札幌工科専門学校に入学した赤城さん。「思ってた以上に専門的な授業と実習は、奥深くておもしろい」という学びの内容を教えてもらいました。
CADを使って造園に役立つ製図制作も学んでいます
植物の種を無菌培養する授業もあり、バイオの基本も身に付きます
緑の技術者を目指して、植物の知識を基礎から学んでいます。「緑」と言っても対象となる場所、使用する植物や求める効果は変わってきますので、座学や実習などを通して習得。それが資格取得につながるので、学ぶほどに自分の成長も感じられます。入学後は地元を離れるので不安もありましたが、ささいなことも相談にのってくれるので心強いです。社会人経験のあるクラスメイトもいて、いろいろな話を聞けるので視野も広がります。
チェーンソーや刈払機、小型車両の使用資格を得ることもでき、講習時間外に実習として何度も使用することで技能を身に付けていけます。造園会社など業界の第一線で活躍しているプロが、講師として教えてくれるというところもポイントが高いです。また、実習で育てた植物は有効に利用するのも魅力。5種類のサツマイモを焼芋にして食べ比べしたり、剪定後の花やツルを使ってクリスマスリースを作ったりして、お持ち帰りもできます。
卒業後は、林業に関する仕事に就きたいです
同じ植物でも品種が違ったりするので、見ていて飽きません
民間企業や自治体でのインターンを経験して、業務内容の幅広さと可能性を感じました。今は北海道の植物を学んでいるので、北海道職員(林業職公務員)として自分の持っている知識を活かしていきたいと考えています。植物の姿は地域によって大きく変わってきますので、転勤で道内の植物の地域差も学んでいきたいです。そして、何十年か先になるかもしれませんが、植物のプロとして自分で何かできたらいいなと思っています。
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