福岡県歯科医師会が設立した福岡歯科衛生専門学校。「国家試験合格率19年連続100%」(2019年度51名合格)の実績を持つこの学校で、学生はどんな学び方・過ごし方をしているのか聞いてみました。
学生同士の相互実習だけでなく、家族を招いての患者実習も経験
実習時に患者さんへの保健指導で使用する媒体を作成
臨床実習で義歯補綴科や矯正歯科、口腔外科などさまざまな診療科を経験。教科書でしか見たことがなかった器具の使い方や処置をすぐそばで確認でき、多くのことを学べました。口腔外科では舌の腫瘍の摘出手術を、矯正歯科では矯正中の患者さんの口腔ケアを見学。幅広い年代の患者さんや症例を見て口腔ケアの大切さを実感するとともに、その指導や処置を行う歯科衛生士の責任の大きさにも気づくことができました。
優しい先生は勉強や就職のことなど何でも相談できる存在です
自習は静かな図書室で。国家試験合格を目指して頑張っています
校内の実習では歯科医院と同じ設備環境のもと、学生同士で歯科衛生士役・患者役を交代しながら行います。家族を学校に招いて患者実習を行うこともあり、現場での仕事を想定しながら練習を繰り返し、技術を身につけています。放課後は歯科医院でアルバイトをしています。将来は個人歯科で地域の方の歯の健康を守る仕事をしたいので、患者さんへの口腔ケアの指導方法など、実践を通してたくさん学ばせていただいています。
1年次に行われた3学年合同研修会
学年対抗の体育大会は他学年との交流も楽しめて大盛り上がり!
研修旅行や予餞会など、学校行事も充実しています。中でも私が楽しみにしているのは、全学年で行う合同体育大会。綱引きや大玉、障害物リレーなどの種目を学年対抗で競いあうんです。先生や先輩と一緒になって楽しめる機会なので、毎年ワクワクしています。その他にも、後輩が先輩の患者役を務める実習もあり、学年を越えた交流の機会も多いです。仲良くなった先輩に勉強や就職のことを相談できるので心強いです。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。