グループカラーは「Sojitz ブルー」と名付けています
おもしろいことを発信したい。そんな思いを胸に社会人をスタートし、双日の広報職に就いてからは9年。現在は企業PRおよびインナーコミュニケーションを担当しています。2016年にはPR映像の撮影で、中国、インド、アメリカなど世界一周をしながら事業会社や現場を訪問しました。撮影では雪が降ったり落雷で停電が起きたりと、思わぬ事態に遭遇することも。制作スタッフの方々と現地社員の協力がなければ達成できない仕事でした。そうして完成したのが、国境を越えて世界をつなぎながら仕事をする双日パーソンの想いをダイレクトに伝える動画です。ご覧いただいた方から返ってくる反応も嬉しく、コミュニケーションの仕事の楽しさを実感しました。
総合商社である双日は、食・農業・エネルギー・住宅・自動車・鉄道・航空機…人間の生活に関わるあらゆるもののビジネスを行っており、その幅広さゆえに自社の活動を社会にどう発信すればよいのか、常に模索しています。また、社内報などを通じて社員をつなぐことも大切な仕事です。実は、双日には現在60名以上の立教の卒業生がいて、双日立教会という会をつくって交流を深めているのですが、そんな縦横両方のつながりがもてると仕事も人生も豊かになると感じます。そういったこともあって、部署や勤務地の異なる社員同士をつなぐ仕事にも力を注ぎたいと思っています。ひとつ課題をクリアするとまた次が出てきて、飽きるということがありません。
社員同士をつなぐ意味でも社内報の存在は重要
大学時代はテニスサークル「イル・エ・エル」の練習に明け暮れていました。熱血サークルでメンバーの絆が強く、今でも年に数回集まります。法学部は親戚が刑法学者だった影響もあって選びましたが、課題の多さに苦労しながらも学び続けることができたのは、理解あるゼミの先生方のおかげ。立教は先生も学生も思いやりのある人が多く、今も就職活動のサポートなどで大学に足を運んでいますが、学生と話すとそのほんわかとした人柄が心配になることも。社会に出ると、ある種の厳しさが必要な場面もありますよね。でも、一番はやはり人として誠実であること。それが立教生らしさであり、結果的には社会でも長く活躍できることにつながると思います。
2017年10月、卒業20周年の式典にて同級生と
双日株式会社 広報部 制作課 勤務/法学部国際・比較法学科(2007年、国際ビジネス法学科に名称変更)/1997年3月卒/大学卒業後、大手飲料メーカー、出版社を経て2009年1月より現職に。「会社の認知度をもっと向上させたい」とさまざまなチャレンジを続けている。大学時代については、「立教のキャンパスは人の温かさにあふれていて、おかげで物事をすっかり性善説で考えるようになりました」。また、「会社選びや活動のポイントを、就職活動経験者の視点から学生に伝えたい」との思いから、大学の「OB・OG訪問」をサポート。そのほかに校友会や同窓会のメンバーとしても活動しており、現在も立教のキャンパスに定期的に足を運んでいる。
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