学校の栄養士となって7年がたちます。高校生の頃は教員になりたいと思っていたこともあり、好きな食を通して子どもたちと接する楽しさを日々感じ、学校は私の一生の職場なんだと嬉しく思っています。
私は食品関係の企業を経て、学校栄養職員になりました。きっかけは短期大学部の実習先でお会いした栄養教諭の方の勧めでした。また、短期大学部でフードスペシャリストや栄養士の資格を取得していたことが、実務経験を経た管理栄養士免許取得へのステップとなり、転職の際の評価につながったのだと思います。
将来は栄養教諭をめざしていますが、今は目の前の子どもたちに食べることの楽しさに興味をもってもらえることが目標です。例えば、「朝ごはんを食べましょう」と伝えるのは簡単なことですが、家庭の状況は一人ひとり違ってきます。ですので給食や栄養の授業の他にも、休み時間に一緒に遊び、積極的に会話をしながら子どもたちへ食の楽しさを伝えていこうと考えています。
葛尾村立葛尾小学校勤務/健康栄養学科(旧 家政科・食物栄養専攻)/2002年3月卒
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