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  • 矢野 輝さん(海技士教育科海技課程専修科/航海士)

文部科学省以外の省庁所管の学校/愛媛

コクリツナミカタカイジョウギジュツタンキダイガッコウ

船員の命を預かっているという責任を感じています

先輩の仕事紹介

大型船を安全に航海させる判断力と、緊急時の対応力がある航海士が目標です

航海士
海技士教育科海技課程専修科 卒/2013年卒
矢野 輝さん

この仕事の魅力・やりがい

普段見る機会がないので海上輸送について知らない人も多いと思いますが、実は産業資材をはじめ自動車などの工業製品の輸送手段として欠かせない分野です。その海上輸送を行う船舶の航海士として働いています。主に自動車を輸送する、全長約170メートルもある大型船の操船業務を担当。遠くから見ているとゆっくり走っているように見える船も、実は想像より高速で移動しています。しかも船の重量もあり、舵を切ってもすぐに曲がらないため、操船には“判断力”が求められます。そしてどんな状況でも適応する“対応力”で、適確に行動しなければいけません。だからこそ、一つの航海が安全に終わったとき、責任を果たしたという満足感があります。

この分野・仕事を選んだきっかけ

小さい頃は造船や海運が盛んな今治で育ちました。そのため船を身近に見ていたことで、大きな乗り物に関心を持つようになりました。進路や将来を決める大きなきっかけとなったのは、3歳年上の姉の存在です。姉が国立波方海上技術短期大学校へ進学し、船舶の勉強をしていたので、学校での学習や海上での実習について聞く機会がありました。そして、オープンキャンパスに参加し、船に乗る魅力を感じ、この業界へ進むことを決意しました。実習では“日本丸”という船に乗り、3カ月間の実習を体験。船上で必要な知識をはじめ、操縦の練習、停泊する際の錨の下ろし方など、徹底した指導を通して身につけることができました。

航海士として乗船する大型船

分野選びの視点・アドバイス

今でも大切だと考えているのは“掃除”と“整理整頓”。船に関わるための専門の知識・技術は当然必要になりますが、航海中は緊急なことがあってもすぐに応援がくることはないので、お互いを信頼し、命を預けて仕事をこなします。だから、基本的なことかもしれませんが、こうした基本ができてこそ、信頼し信頼される存在になれると思います。国立波方海上技術短期大学校は指導に定評があり、人材育成にも実績のある学校です。仲間と過ごす中で、信頼し合う大切さを身につけ、先生方から確かな知識と技術を学ぶことができます。就職してから学ぶことも多いですが、学校でしっかり土台を築くことで、“判断力”“対応力”をより伸ばせると思います。

矢野 輝さん

春山海運株式会社勤務/海技士教育科海技課程専修科 卒/2013年卒/国内の海上輸送を支える内航船の航海士として、産業資源や工業製品を港から港へ運んでいる。航海士と言っても実際に“舵”を動かすのではなく、船が進むべき道を見定め、“舵”を動かす人に指示を出す役割を担っている。指示で、船員の命や船の積載物の安定供給に影響が及ぶだけに、責任は大きいと話す矢野さん。「緊急時でもしっかり対応できてこそ一人前」という気持ちで、適確な判断ができるよう、日々の経験を自分の成長につなげている。「将来の目標は船長になることです。知識も技術も今以上に身につける必要があるので勉強は欠かせません」。2等航海士を目標に学び続けている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…
国立波方海上技術短期大学校(文部科学省以外の省庁所管の学校/愛媛)