大阪行岡医療専門学校長柄校／卒業後のキャリア（鍼灸科訪問鍼灸マッサージ岡田　祥子さん）【スタディサプリ進路】

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先輩の仕事紹介

鍼灸とマッサージの技術を活かして、患者さんをトータルにケアしていきたい！

訪問鍼灸マッサージ

鍼灸科卒/2013年卒

岡田　祥子さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

私は訪問型の鍼灸マッサージに携わっており、特に美容鍼に力を入れています。施術前後あるいは施術中によく会話をするのですが、様々な家庭環境に入っていくため、いろんな話を聞くことができます。一人ひとりの身体に触れるだけでなく、その人の人生に触れる職業と言ってもいいでしょう。苦労を重ねた方も多く、それだけに「あなたのおかげでラクになった」と言われると本当に嬉しく思います。美容鍼で表情を作りやすくしたり、マッサージで筋肉を緩め、拘縮などで固まった筋肉や関節を動かしやすくすることで生活動作を行いやすくする。すると外出したくなるし、人にも会いたくなる。対象者に生きがいを提供できるこの仕事を誇りに思います。

この分野・仕事を選んだきっかけ

高校時代、バレーボール部に所属していた私は試合の数日前に捻挫をしてしまい、早急に治さなければいけないことに。鍼灸治療を受けたおかげで試合出場が可能に。効果を実感して、鍼灸師に関心を持ちました。ただし、当時はスポーツトレーナーにも興味があったため、その分野の専門学校に進学。スポーツマッサージの技術を修得しました。リラクゼーション業界に就職後、あん摩マッサージ指圧師の資格取得を目指して大阪行岡医療専門学校長柄校に入学。マッサージの技術と共に鍼灸についても学び、資格とスキルを修得しました。これを機に店舗勤務から、以前より気になっていた訪問マッサージの世界へと転身。現在は個人で仕事に取り組んでいます。

首もとのはり施術で血行を良くし、可動域を広げます

学校で学んだこと・学生時代

私は社会人を経験してからの入学でしたが、違和感はありませんでした。もちろん高校を卒業したばかりの人が多いのですが、クラスにいるのは同じ目標を持つ仲間。幅広い年代の方々との交流を通して様々な世界観に出会えたことは、この仕事を行う上での私の財産です。教員も話しやすい方が多く、授業や仕事について気軽に相談できました。好きな授業は「病理学」。人体の細胞や疾病の原因などを学ぶのですが、未知の世界を知る喜びと出会えました。難しい内容は大きな画面に映して、親切丁寧に教えていただけるのもありがたかったですね。「臨床実習」では実践的な技術とともに、コミュニケーションスキルも身に付きました。

緊張を解きほぐすためにも、笑顔での会話は重要です

岡田　祥子さん

訪問鍼灸マッサージ/鍼灸科卒/2013年卒/リラクゼーション業界で仕事をしながら、鍼灸科（昼間部）に通った岡田さん。多忙な学生時代を過ごしたが、より良い施術が行える今、本格的に学んで良かったと笑顔で話す。「医師や訪問看護師、ヘルパーさんと連携しながら施術にあたることも多く、チーム医療に携わる喜びも感じています。それだけに人間関係を大事にできる方に向いている仕事と言えます。訪問先には高齢の方や障がいをお持ちの方もおられ、一般的な礼儀や接客力、空気を読む力も大切です。在学中に、年齢差のある人と日常的に接する学校・クラスで学べて良かったと考えています」。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…