私は現在、マイクロソフト社の日本法人に勤務し、コンピュータを製造している日本の大手メーカーのハードウェアと、自社のソフトウェアとをつなぐパートナー営業を担当しています。ソフトウェアとハードウェアを、それぞれどのように組み合わせ今後のビジネスにつなげていくかなど、新しいことにチャレンジすることが多く、大きなやりがいになっています。アメリカ留学で培った「コミュニケーション力」と「問題解決能力」が私の強み。さまざまな課題に立ち向かう行動力と、チームワークで物事を進めていく力は、今の仕事に大いに役に立っていますね。
海外留学科は、自己発信を重視する海外の大学と似た環境がありました。海外大学のテキストを使った英語での授業も充実していて、リサーチやプレゼンテーションの授業が多く取り入れられていたので、実際にアメリカの学校で本格的に授業がスタートしても抵抗感やギャップを感じませんでしたね。とくに役に立ったのは、内宮先生の授業で培った英語の基本的な読み書きの力。おかげで課題の提出や現地の学生たちとのディベートなどにもすぐに対応できました。留学先での勉強はかなりハードでしたが、アメリカの各大学でJCFL時代の仲間が同じように頑張っていると思うと励みになり、卒業まで頑張り通すことができたのだと思っています。
中学生のころから英語が好きで、いつか海外留学がしてみたいと思っていましたが、ホームステイや1年くらいの留学ではなく、アメリカの大学へ正規留学(学部進学)を希望していました。そこで選んだのがJCFL。インディアナ州立大学へ編入し、マーケティングについて学びました。帰国後、約1カ月で内定をいただきました。以前は「留学生には日本での就職は不利」という声もありましたが、今、企業は海外留学経験者の採用にとても積極的です。留学での経験が高く評価されているのではないかと思います。皆さんも海外留学を通じて、貴重な体験をたくさんしてください。そして将来はグローバルな舞台で活躍してほしいですね。
日本マイクロソフト 勤務/海外留学科 アメリカ・カナダ留学コース/2008年卒/アメリカのインディアナ州立大学「マーケティング学」専攻卒業。大学在学中は、大学代表として大手自動車メーカー主催のハイブリッド車のマーケティングコンテストに出場、全米でTOP10に入る好成績を残した。日本に帰国後就職活動を行い、現在の職場へ。パートナー営業として活躍中。