介護施設で高齢者の生活の援助を行っています!
「ありがとう」と直接言われることが仕事の大変さを忘れられるくらいのやりがいに繋がっています。話すことができない方もいますが、その方が何を思っているかを考え、それが一致したときはとても嬉しい気持ちになります。介護の現場では1人で黙々と作業することはありません。協力し合うことが必要なので、客観的な視点とコミュニケーションを大切に、効率的に動くようにしています。先をイメージし、最優先の仕事を中心に、使える時間を考慮しながら段取りしますが、現場の状況は刻一刻と変化するものです。入職以来、状況に応じてその場その場で考えられるようになり、より臨機応変に動けるようになりました。今も日々鍛錬に励んでいます。
建物内に福祉施設があり、超実践的なカリキュラムが組める学校で、介護観を育てるためにたくさんの人と話して知識や技術を教えていただきました。同じ人はふたりといないので、一つの介護技術がすべての人に同じように効果をもたらすことはありません。それぞれの人に合うように少しずつ変化させることで最適な介護ができることを学び、いかに適した介護を提供できるかで、その人の生活をより良いものとして支えられるかを考えられるようになりました。また、先生方がとても親身で、楽しく学べるだけでなく時には厳しく指導してくださり、まるで親のような存在でした。特に私の話をたくさん聞いてくださった担任の先生にはすごく感謝しています。
相手の立場で物事を捉えて考え、臨機応変に動きます
介護職は人対人なので、コミュニケーションスキルだけでなく、相手の立場で物事を考えられる客観的な思考が大切です。何でも一方的だと相手は良い気持ちはしません。職員にも高齢者に対しても、双方的もしくは、相手を受け止めることでよい関係が築けると思っています。そして「なぜ?」「どうして?」と疑問を持つことが大事。より良いケアに繋がるだけでなく、あらゆる場面で、より深く突き詰めて考えることに活かされます。また、学生時代は、ぜひ今しかできないことをやってください。私は、他業界でのアルバイトや旅行が、見聞を広めるいい機会になりました。あらゆる人の立場で物事を捉えることができるようになり、成長できたと思います。
一人ひとりに合った介護を考えながらサポートします
特別養護老人ホーム アットホーム諸岡勤務/介護福祉科 卒/2021年卒/「家族の仕事の関係で小さな頃から介護業界にふれており、人手不足の状況も知っていたので、一職員として働くことで恩返しがしたいと思っていました」と大坪さん。奨学金制度が充実しており、両親に経済的負担をかけずに学べることも進路決定の決め手に。学生時代、数々の介護現場を見たという大坪さんが、子どもの頃から親しんでいたアットホーム諸岡に就職を決めた理由は?「父がこの施設で楽しそうに働いていた姿が魅力的で、自分次第だとは思いますが、私もここで父のように働きたいと決意しました」。今後も様々なことを学び、介護福祉士としての幅を広げたい!と意欲的だ。
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