ビジネスや社会の仕組みに変革をもたらし、未来を変える可能性を秘めたデータサイエンスについて研究している水野教授と学生に、研究室の学びについてお話を伺いました。
世の中に溢れる膨大なデータを可視化することが、データサイエンティストの仕事の第一歩です。それを基にクライアントに提案を行い、意思決定に貢献します。「DX」という概念が生まれた現在、データサイエンスのスキルを持った人材はあらゆる分野・業界で求められています。研究室ではIT・ICTの専門知識・技術に加え、高いコミュニケーション能力やビジネス視点を併せ持ったデータサイエンティストを育成しています。
実店舗で人が行列を作るケースや、コンサートチケットを販売するWEBサイトにアクセスが集中してパンクするケースなど、待ち行列理論を活用し、混雑を緩和する方法を研究しています。ここで学んだデータ分析経験を内定(2021年10月時点)が決まっている企業で活かし、クライアントの課題解決に役立ちたいと考えています。将来はデータ分析から改善の提案までを一貫して行うコンサルタントになりたいと思っています。
一般的になったオンラインミーティングに、今後必要となるのは顔を見なくても声の雰囲気で相手の感情がわかるような技術だと思います。プログラミング言語の基礎を学んでいる3年次までの知識・スキルを基に、4年次は音声データを分析する研究をしたいと考えています。どのような情報企業に就職しても通用するように、プログラミングの応用力も身につけると同時に、企画力や提案力も磨いていきたいです。
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