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自己PR書類 面接のコツ 小論文対策
準備編3 小論文対策はどうすればいい?
小論文で重要なのは、自分の意見・主張をはっきり、わかりやすく述べること。
上手な文章を書こうとするのではなく、少し肩の力を抜いて、
本当に自分が言いたいことは何なのか落ち着いて考えよう。


志望校の小論文はどのタイプ?
テーマ論述タイプ 文章読解タイプ 学科試験タイプ


出題されたテーマについて、意見や感想を自由に論述するタイプ。出題テーマは志望学部に関するものから教養・文化的なものまで幅広い。どんなテーマでも、自分の知識や考えをもとにきちんとまとめられるような練習をしよう。


志望学部・学科に関わるような文章をもとに意見を述べさせるタイプ。文章の要約や小設問に解答することもある。文章を正確に理解する力、読み取った内容についての自分なりの意見を表明する力が問われる。


実態は専門教科の学科試験なのだが、「200〜400字で答えよ」など、解答に一般入試以上の論述力が求められるタイプ。学校によって出題の仕方に特色があるので、過去の問題にあたって対策を立てよう。



小論文で必要な6つの力
文章理解力 志望分野の知識 自分らしさ・個性

与えられた資料や長文を読んで意見を述べる場合、まず書かれた内容を正しく理解していることが大事。またそれを文章でしっかりアピールすると評価が高まるよ。
いくらわかりやすい文章が書けても、与えられたテーマの知識がないとダメ。新聞やテレビで報道された、志望分野に関するニュースの基本的な知識は身に付けておこう。それらを文章中で利用すると、奥行きが増す。
出題されたテーマの内容を理解した上で、それについて自分はどう思い、考え、行動するかを、自分の言葉で表現すること。他人事のような表現はNG。

理論性 具体性 正確な文章表現

自分の意見・考えを結論とするなら、どうしてそこにたどり着くのか、筋道を立てて文章を進めよう。それができないと結論も単なる思い込みになってしまう。
限られた文字数・時間の中で、具体例を挙げることは難しい。しかし、観念的な言葉だけではなく、ピリッと効いたスパイスのような具体例があると文章がひきしまる。
自分の意見・考えを正確にわかりやすく読み手に伝えられるか。これは簡単なようで難しい。先生などに添削してもらい、読み手を意識した文章表現を身に付けて。


試験官はココを見ている!

東邦大学入試広報課 児島健一さん 課題の意図を理解し、自分の考えを主張してほしい
東邦大学理学部のAO入試で行う小論文の目的は、データをもとに理論的に考察して正しい結論を導けるか、物事を系統立てて考察しそれを簡潔にまとめて人に正しく伝えられるかを測ることです。もっとも重要な選考基準は、論理性があるかどうかです。さらに、自分の意見を示せる力も重要だと思っています。その際、事実と自分の意見をしっかり区別して表現できていれば評価は高くなります。主張したいことを十分把握して、それを強調した構成の文章はとても印象深いものです。

こんな人を評価します          こんな人はNGです
科学的なデータをきちんと理解し、そこから何が読み取れるのか解釈する力がある人
解釈したことを根拠に、自分なりの主張を込められる人
「東邦大学で学びたい」という意欲が伝わってくる人
文章そのものが分かりづらくて言いたいことが伝わらない人
文法的な間違い、誤字脱字のある人。時間内に完結しない人は大きな減点です
問題文から抜き書きした文章をつなげただけの人はがっかりします



準備編1「自己PR書類の書き方」を見る準備編2「面接のコツをつかもう」を見る


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