2015年度、大学入試センター試験では旧課程履修者のために経過措置が実施されるよ。経過措置としての出題方法や科目選択について5つのポイントを分かりやすくまとめたよ!
教科 | グループ | 新教育課程により出題する科目 | 旧教育課程履修者に対する経過措置 | |||
旧教育課程により出題する科目 | 出題方法 | 科目選択の方法等 | ||||
数学 | ① | 「数学Ⅰ」 | 「旧数学Ⅰ」 | 新教育課程により出題する「数学Ⅰ」に加え、旧教育課程による「旧数学Ⅰ」を別科目として出題する。 | 新教育課程による出題科目と旧教育課程による出題科目を合わせた4科目のうちから1科目を選択解答する。 | |
「数学Ⅰ・数学A」 | 「旧数学Ⅰ・旧数学A」 | 新教育課程により出題する「数学Ⅰ・数学A」に加え、旧教育課程による「旧数学Ⅰ・旧数学A」を別科目として出題する。 | ||||
② | 「数学Ⅱ」 | 特に措置しない。 | 新教育課程による出題科目と旧教育課程による出題科目を合わせた3科目のうちから1科目を選択解答する。 | |||
「数学Ⅱ・数学B」 | 「旧数学Ⅱ・旧数学B」 | 新教育課程により出題する「数学Ⅱ・数学B」に加え、旧教育課程による「旧数学Ⅱ・旧数学B」を別科目として出題する。 | ||||
理科 | ① | 「物理基礎」 「化学基礎」 「生物基礎」 「地学基礎」 |
新教育課程により出題する 「物理基礎」、 「化学基礎」、 「生物基礎」、 「地学基礎」、 「物理」、 「化学」、 「生物」 及び「地学」に加え、 旧教育課程による 「理科総合A」、 「理科総合B」、 「物理Ⅰ」、 「化学Ⅰ」、 「生物Ⅰ」 及び「地学Ⅰ」を 別科目として出題する。 |
次のア、イのいずれかを選択し、解答する。
ア)次に示す新教育課程による出題科目の選択方法A~Dのいずれかの方法により選択解答する。 A 理科①から2科目 B 理科②から1科目 C 理科①から2科目及び理科②から1科目 D 理科②から2科目 イ) 旧教育課程により出題する科目の6科目のうちから最大2科目を選択解答する。 なお、受験する科目の選択方法(上記アの場合)又は受験する科目数(上記イの場合)は出願時に申し出ること。 |
||
② | 「物理」 「化学」 「生物」 「地学」 |
「理科総合A」 「理科総合B」 「物理Ⅰ」 「化学Ⅰ」 「生物Ⅰ」 「地学Ⅰ」 |
(注)旧教育課程履修者は、理科において、新・旧の異なる教育課程の科目を組み合わせて選択解答することはできない。