これを知らなきゃ始まらない! 大学入試基礎知識

一般入試

大学入試のなかでもメインの選抜方法。
一般入試でも今後は調査書などが積極的に活用されるため、さらにチャンスが広がるかも。

基本情報

  国公立大学 私立大学
試験時期 2次試験 前期2月下旬、後期3月中旬 1月下旬~3月
出願時期・方法 1月下旬~2月初旬に郵送にて
(前・中・後期とも同時出願)
※今後ウェブ出願が増える予定
1月上旬~3月に郵送にて
※今後ウェブ出願が増える予定
受験費用 一律17,000円 平均約20,000~35,000円
受験者数と倍率
国立大学
380,936名(4.0倍)
公立大学
160,506人(5.4倍)
※2017年度
3,913,897名(8.3倍)
※2017年度

一般入試ってどんな試験?

国公立大学は前期・後期の2回チャンスがある

国公立大学の入試は2段階。まずは1月中旬に行われるセンター試験(2021年度~大学入学共通テスト)を受け、その結果を踏まえて、2月から始まる各大学独自の試験(2次試験)に出願&受験する。合否はこれら2つの試験の合計点で決まる仕組みだ
2次試験は前期、中期(公立のみ)、後期の3日程。前期は2~3科目の筆記による学科試験、後期は論文や総合問題や面接が中心となる。
募集人数の8割ほどが前期で採用されるため、実質的には前期が勝負だ。後期は難易度、倍率ともに前期より高くなる傾向があるため、あくまで敗者復活戦程度に考えておこう。

私立大学は、基本となるのは3教科

私立大学は各大学独自の試験問題で行われる一般入試と、センター試験を使ったセンター利用入試とがある。私立大学の入試制度は受験チャンスが何回もあるのが特徴。ひとつの大学・学部・学科に複数の受験方式が存在する場合が多いので、志望大学の募集要項をチェックしてみよう。
基本となる試験は3科目だが、2教科や1教科で受験できる大学もある。
文系は英語、国語+数学・地歴・公民から1教科、理系は英語、数学、理科というパターンが主流だ。

どんな入試になっていく?

国公立大学は記述式試験がメイン

今後は高校時代の活動もアピールポイントとなる

2021年度入試については、論理的な思考力や判断力を評価するため、高度な記述式試験が2次試験で実施される可能性が高い。
さらに国立大学の英語の試験では、4技能と言われるように「読む」「聞く」だけでなく、「書く」「話す」ことも求められるようになりそうだ。
また、今後は調査書などが選考に活用されるため、授業の成績以外のアピールポイントが増えるというメリットが。さらに、国立大学の一部では面接の導入も 決まっている。
調査書などがどのように選考に活用されるかは各学校の募集要項に明記されるので、必ずチェックしておこう。

私立大学は多様化が進む

各大学が発表する「アドミッション・ポリシー」をよく調べよう

私立大学の一般入試でも、「調査書」「志望理由書」や「活動報告書」が活用されていく。
入試で求められる能力や評価方法、求める人材像については、各大学が「アドミッション・ポリシー」として発表する。アドミッション・ポリシーは入試の2年前に発表されるので、早めにチェックしておこう。

小林さんからのアドバイス
  • ・日々の勉強や高校生活を振り返る機会を作り、自分の体験を言葉にする練習をしましょう。
  • ・できるだけ多くの文章を読むようにし、短くても良いので文章を書く力をつけましょう。
  • ・英語は、読む・聞くだけでなく、書く・話す練習もしましょう。
  • ・各大学が発表する「アドミッション・ポリシー」をしっかり確認しましょう。大学の特徴がわかり、自分に合っているかを確認することができます。

※2018年8月取材時点の内容となります。