学校選びのポイント

まずは情報を集めよう

志望校選びは慎重に。入学した後に、「やっぱり別の学校にすれば良かった」と後悔したくないよね。「本当にこの学校で良かった」と納得して通えば、その後のモチベーションアップにもつながるはず。まず大事なのは情報収集。いろいろな方法で学校情報をゲットしよう。

パンフレットを手に入れる

パンフレットには学校の特色、学科、目指せる資格、就職率など豊富な情報が掲載されているよ。写真も多く、わかりやすく工夫されていることが多いので、見ているうちに、思わぬ分野や学科に興味をもつことも。まずは何校かパンフレットを請求すれば気軽に比較検討がスタートできるよ。

「みんながパンフを取り寄せる理由」もチェック!

オープンキャンパス・体験授業に参加する

専門学校では定期的にオープンキャンパスや体験授業などのイベントを開催しているよ。イベントに参加すると、まさに「百聞は一見に如かず」を実感。見学の際は、次に紹介する「学校選び・比較選択のポイント」をチェック。わからないことは、どんどん質問しちゃおう。

オープンキャンパスを探してみよう!

学校ホームページをチェックする

学校のホームページには、最新の情報が公開されている。また「スタディサプリ進路」には、専門学校、大学・短大、その他教育機関の情報をまとめて掲載しているので活用しよう。

専門学校を探してみよう!

学校選び・比較選択のポイント

学校を選ぶ際は、次にあげるポイントをおさえよう。迷ったり、不安を感じるときは、同じような特徴がある別の学校と比べてみよう。違いが浮かび上がって自分の中の優先順位や大事にしたいポイントがはっきりしてくるかもしれない。

学べること

年間授業時間数

専門学校の1年間の授業時間数は最低800時間以上(夜間の場合450時間以上)と決められている。多くの学校では1000~1200時間あり、医療系など、学ぶ内容が多い分野では1600時間くらいになることもあるんだよ。

先生の数や経歴

常に学校にいる先生は1人あたり何人の生徒を見ることができるか。ほかの講師は何人で、どの授業を担当しているのかを確認しよう。先生方の学歴や職歴も、授業内容や質を判断するヒントになるよ。有名人講師の場合、授業が年に何回あるかも要チェック!

実習、研修、イベントなどの内容

「全授業時数のうち、実習が占める割合はどれくらいか」「実習は最新の技術が身につく実践的な内容か」などは、「手に職」系の分野では特に重要。ほかにも、海外研修やショー・コンテスト、発表会など特別な体験を通して実力を養う機会があるかどうか確認しよう。

取れる資格と取得に向けたサポート体制

国家資格をはじめ、仕事に欠かせない資格や仕事に役立つ資格など、どんな資格を目指せるかということは、とても大事。資格取得のための試験がある場合、対策講座や個別指導などで、どの程度サポートしてくれるかも聞いておこう。

施設・設備

機材や設備の数、新しさ

実習に使う機材やパソコンの数が、学生数に対して十分あるか確認しよう。もしなければ、授業中、交代で使うことになりかねない。また機材やパソコンの新しさもチェック。古すぎると現場で通用しないかもしれない。

校舎の場所、教室の数・広さ、トイレなど基本的な施設

校舎がいくつかある場合、見学に行った場所と違うところで学ぶこともありうるので要注意。また教室の数や広さ、トイレ、更衣室などの基本的な施設が十分あるかも見ておこう。

特別な設備・施設

先生の手元がみられるように天井に鏡があるキッチンスタジオ、ダイビングの資格を取るために学校内に完備されたプール、英国文化を体験できる研修施設など、専門学校には特色ある施設・設備がいろいろ。これによって実力がつくか、またやる気がアップするか、ということも学校選びのポイントになる。

就職指導・サポート体制

就職実績

「就職率」=「就職した人数」÷「就職希望者数」×100。このため就職希望者数が全体の何割なのか、中退者はどれくらいなのかも知りたいところ。またパンフレットやホームページなどで公表されている就職率や就職先企業はいつ頃のものか、学んだことを生かせる専門分野への就職率は全体のどれくらいかなどもチェック。

資格試験の合格率・サポート体制

国家資格や資格検定を目指す場合、難しい試験があったり、たくさんの授業をクリアする必要がある。時にはくじけそうになることも。学校がどれだけ実績をあげているか、個別指導や学習スペースの開放など、どれだけサポートしてくれるかは、十分調べておこうね。

中退率

入学したけれども、なんらかの理由により途中でやめてしまうのが「中退」。その割合を積極的に公表している学校は多くないけれど、入学者数と卒業者数の差から推測できることもある。学校によってかなり違いがあるようなので、志望校選択の1つの目安にしたいところだね。

雰囲気・評判

在校生、先生の雰囲気

オープンキャンパスなどのイベントに参加すると、在校生や先生には会えるけど、できればイベントのない平日に見学に行くと、普段の様子がわかっておすすめ。雰囲気は言葉にできないものだけれど、何校か比べると自分に合っているかどうかがわかってくるよ。

授業の様子

模擬授業、授業体験などのイベントだけでなく、普段の授業も見学させてもらおう。先生の教え方、先輩たちの授業態度などから「ここならやっていけそうか」を確認しておくといいよ。授業見学が難しければ、学校見学会で会った在校生に普段の様子を聞いてみて!

学費

かかるお金

入学金、授業料などの学費に加えて、教材費や実習費も必要になる場合がある。初年度に必要なお金だけでなく、卒業までの総額も調べておこう!

学費以外に必要なお金

パンフレットや資料に書かれた授業料などのお金以外にも、イベント運営費、実習の材料費、研修旅行費用、検定受験料などさまざまなお金が追加でかかることがあるよ。学費以外のお金がどれくらい必要かも事前に確認し、準備しよう。

奨学金、特待生制度、学生寮の有無

国や自治体による公的な奨学金のほかに、学校独自の特待生制度や授業料の減免制度がある場合、利用できるか調べてみよう。また一人暮らしをする場合、学生寮の有無も要チェック。自分で部屋を借りるより安く済む場合が多いみたいだよ。

入学選考方法

書類選考か、筆記試験か

高校が用意してくれる内申書などの書類と自分で用意する願書をもとにして書類選考を行うケースが多いみたい。その場合、定員に達し次第締め切りとなるので、人気校の場合、早めの応募が大事だよ。なかには志望理由書の提出や筆記試験を課す学校も。看護などの医療系分野では学力試験があり、事前の対策が欠かせないよ。

AO・推薦入試の内容と時期

AO入試は学校によっては6月からエントリーが始まり、8月に手続き完了と、早い時期に行われる傾向がある。推薦入試は10月中に受け付けが始まり、合否発表となるのが一般的。AO入試はオープンキャンパスに参加することがエントリー資格になることもあるみたい。早めに決まるからといって焦って決めずに、十分納得してから入学を決めるようにしたい。

MixiCheck