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2016/06/02

女性には「強い」が褒め言葉!?
近くて遠い「中国」ってどんな国?

GDPでは日本を抜かし、アメリカに次いで世界第2位にまで急成長した中国。お隣り同士、同じ漢字を使う国でありながら、まだまだ知らないことも多いですよね。今回は、知られざる中国の人や文化に迫ってみましょう。

1

「強い」が褒め言葉になる背景には
中国の「共働き文化」があった!

隣国であっても、日本と中国の文化は大きく違うもの。たとえば中国では、「あなたは強い」が女性への褒め言葉になります。なぜなら中国には共働きの文化が根付いていて、女性でも“やり手”が評価されるから。日本流に「おしとやかですね」なんて言ったら、変な顔をされてしまうかも知れません。

2

ストレートに表現する中国人と
婉曲的に表現する日本人

またコミュニケーションの方法も、日本と中国では大きく異なります。中国人は感情をストレートに表現するので、日本人には「きつい」と思われることもしばしば。逆に、本音と建前を使い分ける日本人は、中国人から「真意が分からない」と見られることが多いようです。

3

食事の際は要注意!
中国の人に「割り勘」は禁物

もうひとつ、コミュニケーションの場面で問題になりがちなのが食事の支払いです。実は中国では、年長者(仲間内なら誘った側)が奢るのが当たり前で、割り勘の習慣はありません。そうして奢り合う中で、信頼関係を深めていくのです。中国の人と食事をする際は、覚えておきたいですね。

4

真のコミュニケーションには
言葉に加え文化への理解が必要

「中国を理解するには、中国語を学ぶのが一番」と思う人も多いはず。もちろんそれはそうなのですが、言葉は文化によって生まれ、育まれるもの。いくら単語を知っていても、相手と意思疎通をはかることはできません。ビジネスでも友情でも、真のコミュニケーションには、言葉の本当の意味や文化背景を理解し、自分の考えを正確に伝えきる力が必要なのです。

馮 富榮先生

専門は教育心理学、対照言語学、応用言語学。
天津外国語学院日本語学部卒業。名古屋大学大学院教育学研究科教育心理学専攻 修士課程・博士課程修了。1997年本学に着任。交流文化学部教員。

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