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2016/03/24

ヒット商品は時代がつくる!
旅行業界は社会を映す鏡

夏休みやお正月に旅行を楽しむ人も多いはず。実はこの旅行、時代とともにどんどん進化しているんです。私たちに新しい発見や感動を与えてくれる旅行業界のこれまでとこれからを探ってみましょう。

1

時代とともに人気ツアーは
こんなに変化している

中国の経済状況が良くなれば「爆買いツアー」、日本が不景気で企業の団体旅行が減少すれば、安近短の「国内ファミリープラン」。ヒットするツアーの内容は、その時々の社会状況が大きく影響しています。

2

今、世界的に人気なのは
体験型ツアー

景色を見るだけならインターネットでもできるようになったことで、人々は傍観者ではなくプレイヤーとして、旅を楽しもうとしているのです。

3

旅行に求められる「非日常」は
いつの時代も変わらない

しかし反面、時代を問わず求められることもあります。それは非日常の体験。普段と違う風景や文化、食事との出会いは、旅行に欠かせないスパイス。だからこそ旅行のプロには、各国の文化や地理、歴史と、世界情勢や社会状況への理解、そして何よりお客さまの満足を追求するホスピタリティ(おもてなしの心)が求められるのです。

4

海外の人を迎えるインバウンドでは
日本流の「おもてなし」がカギ

サミットやオリンピックなど、国際イベントが目白押しの日本。今、多くの旅行会社は、海外からのお客さまを迎えるインバウンド業務に注目しています。お城やお寺などの観光はもちろん、文化体験や交流イベントも続々計画中。これを機に、日本独自の美しさやホスピタリティを、世界中の人に伝えたいですね。

加納 和彦先生

専門は観光学。
南山大学外国語学部英米学科を卒業後、旅行会社に就職。14年にわたり営業、添乗、企画などさまざまな業務を経験。その後、日本語教師、専門学校・大学での講師を経て、2005年本学に着任。交流文化学部教員。

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