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2023/03/01

全力で頑張らなくても大丈夫
アタマを使ってカラダを鍛えよう!

スポーツのパフォーマンス向上やダイエットのため、トレーニングや運動をがんばっている人も多いはず。でも、なかなか成果が出ない、激しい運動はキツい…と感じている人はいませんか?もっと楽に、効率的に効果を得る方法があったら嬉しいですよね。今回は、科学の知識を取り入れた、スマートなトレーニング法を見ていきましょう。

1

あなたの運動の仕方、間違ってない?
頻度や休日の過ごし方を見直そう

部活などでスポーツに励む人にとって、全力でトレーニングすることは大切なことです。でも、注意すべきはその方法。たとえば筋トレは、毎日やっても効率的ではありません。負荷をかけることでわずかに損傷した筋肉は、時間をかけて修復され、それを繰り返しながら成長するもの。だから、1~2日空けておこなうほうが効果的なのです。また身体を休める休日も、ジョギングなど軽い運動をしたほうが、疲労物質である乳酸を早く除去でき、コンディションが整うそうですよ。

2

キツい運動をしなくても
ダイエットはできる!

もしあなたが、ダイエットや健康のために運動をおこなうのだとしたら、ウォーキングなどの少し息が弾む程度の負荷で充分。苦しくなるほど頑張る必要はありません。5分でも10分でも効果が得られますから、スキマ時間を活用するのもいいですね。ただ、のんびり散歩するのはNG。消費カロリーが少ないばかりか、お腹が空くホルモンが多く分泌され、かえって食欲が増えてしまうことにつながりかねません。

3

免疫力や記憶力もアップ
運動にはさまざまな効果が

ほかにも、運動で得られるメリットはたくさんあります。たとえば、記憶力の向上。運動することで、神経細胞の成長を助ける物質が増えることがわかっています。お年寄りは認知症の予防、学生の皆さんは学習効果の向上などが期待できますから、年齢を問わず生活に取り入れたいですね。また適度な運動はナチュラルキラー細胞の活性化につながり、免疫力もアップ。ただし、激しい運動をおこなった後は一時的に免疫力が下がるので、風邪などひかないよう注意が必要ですよ。

4

無駄な努力はもうしない
スポーツにも科学的知識が必須

いかがでしたか?身体のしくみや機能と運動効果を科学的に理解し、体力や目的に合わせたトレーニングをおこなうことは、あらゆる人の人生や健康の質を上げることにつながります。プレイヤーとしてのパフォーマンス向上や、生涯にわたる健康づくりに役立つのはもちろん、保健体育の教員やジムのインストラクターとして、多くの人の健康や競技力向上をサポートすることも可能です。根性論とは一線を画すスマートな知識、興味のある人は学んでみては?

平野 雅巳先生

専門は運動生理学、健康科学、身体教育
保有資格:健康運動指導士
福岡大学大学院スポーツ健康科学研究科後期課程単位取得済満期退学。博士(スポーツ健康科学)。ぜんそくを患う子どもたちへの運動療法(水泳)などに従事。2015年本学へ。健康医療科学部 スポーツ・健康科学専攻教員。スポーツ生理学、体力測定・評価演習などの授業を担当。

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