2016/03/24
良かれと思ってしたことで相手を怒らせてしまったり、友達の何気ない言葉に傷ついたり。人間関係って難しいですよね。今回は、一筋縄ではいかない対人コミュニケーションのあり方を考えてみましょう。
人と接する場合、相づちが好印象を与えるというのは、経験から何となくわかっていますよね。でも、問題なのはその回数。相づちは打ちすぎると逆に相手の話を聞いていない印象を与えたり、相手の話のじゃまになったりするのです。
では、ジェスチャーはどうでしょうか。ものの程度や感情を表すのには効果的ですが、実は大きすぎると、落ち着きのなさや、わざとらしいという印象を与えてしまうことも。
同じ行動でも程度や相手、状況によって与える印象は変化します。心理学では実験を通して、これらのことを科学的に実証します。
今回ご紹介したのはごく一部ですが、一つひとつの行動がもたらす影響を、私たち一人ひとりが理解することはとても大切。それを対人関係や社会でのコミュニケーションに活かせられれば、世の中はもっと心地よくなるはずですよね。