国士舘未来予測2050

VRやARを有効活用。防災訓練にリアリティ

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デジタルツールで、多くの人に訓練の機会を提供

2050年までに高い確率で、大地震の危険性が日本全国で予測されています。そのため災害対策や防災教育の重要性はますます高まります。デジタルツールを活用した防災訓練も進みます。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を複合させたXR(クロスリアリティ)という技術で、より現実味のある防災訓練ができるようになるでしょう。例えば、東日本大震災規模の災害を身近なまちに当てはめARで体感したり、実施が難しい大規模な避難訓練をVRで再現したり。机上の空論ではない対策ができるだけでなく、体感することで防災への意識も高まります。スマートフォンなどのツールやアプリを使ってメタバース(仮想空間)で実施すれば、好きなときにどこからでも訓練に参加できるようになります。

大学が主導し、人々の防災意識を改革

救助活動の訓練やボランティア育成にも、デジタルツールは有効です。例えば、まちで人が倒れた状況を想定し、周囲に人が行き交う中の救助を再現することができます。災害ボランティアの育成において、大学が担う役割は重要です。国士舘大学でも、防災リーダー養成論実習や防災総合基礎教育を通じ、有事のときに行動できる教育を行っています。一方、消防士や救急救命士の役割も広がるでしょう。災害や救助の深い知識と、有事の際は地域のボランティアと連携した活動も大切になります。防災は一人ひとりの行動で被害を軽減できるもの。それぞれの立場で行動に移すことが大切です。

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