声で届ける「楽しい」の形。筋ジス患者のゲーム体験を支える

総合情報学科 情報システム学系 4年生佐藤且弥
在校生

総合情報学科
情報システム学系 4年生
佐藤且弥

エクセルから始まった探究心。
先輩と歩むプログラミングの道

高校の情報の授業でExcelの自動化に惹かれたことが、私のプログラミングの原点です。授業の際には先輩のアシスタント学生に相談出来たり、ゼミでは先輩と過ごす時間も長く、まるで神レベルの専門性を持つ先輩たちから直接ヒントをもらえる環境が整っています。一人で悩むのではなく、気軽に相談しながら着実に力を伸ばせることが最大の魅力です。基礎からじっくり学び、現在は難しいと言われる音声認識の分野に挑戦しています。

病院と連携し、声でゲームを動かす。
研究の先にある社会貢献

卒業研究では、手が動かなくなった筋ジストロフィーの患者さんでも、声だけでゲームを操作できるシステムの開発に取り組んでいます。病院や看護領域とも連携し、実際のニーズを汲み取りながら実装を進める毎日は刺激的です。10回中7、8回正しく認識された時の達成感はほんとうに言葉になりません。将来はこのシステムをオープンソースで公開し、世界中の不自由な方々に「遊ぶ体験」を届けることが目標です。

大学院へ、学びは続く。AI時代こそ「自分で試す」姿勢を

この研究をさらに深めるため、大学院への進学を決めました。今の時代、調べればすぐに答えは得られますが、AIに任せきりでは考える力が身につきません。大切なのはまず自分で考え、試行錯誤(トライ)を繰り返すことです。本学はAIやゲーム、データサイエンスなど分野が幅広く、入学後に自分のアンテナに合う研究室が必ず見つかります。最近買った車のドライブでリフレッシュしながら、これからも誰かの役に立つエンジニアを目指して挑戦を続けます。