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実績の裏側にあるのは、
「つながり」と「徹底研究」

キャリア支援センター 副センター長

北川 浩史准教授 / 機械工学科

キャリア支援センター 主任

細川 和彦准教授 / 都市環境学科

工学・情報CAREER

工学・情報分野の「就職」における強みは?

北川
本学の強みは、テレビCMでは見ないけれど世界シェアを持つ「隠れた優良企業」への就職実績と、卒業生の活躍です。50数年前から歴代の教員が関係性を築き、卒業生が活躍することで維持させてきた企業との強固なつながりが、今も学生の就職を支えています。
細川
都市環境学科に関して言うと、「一人当たりの受験社数が1.1社台」という確実性が特徴ですね。徹底した比較検討で「プランA(第一志望)」と「プランB(第二志望)」を固める、学生が自ら納得して決めるプロセスを重視することで、面接で発せられる言葉に説得力が生まれています。それによって公務員や建設業界へミスマッチなく送り出せています。

学生に「キャリア」を
考えさせるうえで
大切にしていることは?

北川
売り手市場で「合わなかったら辞めればいい」という風潮もありますが、社会人の基準を作る「1社目」は非常に重要です。だからこそ低学年から企業見学や活躍している卒業生と接触する機会を設け、その後の業界研究などを通じて自分なりの「選択軸」を持たせる指導をしています。
細川
早期から企業や社会人と接するのは大切ですよね。私も1年生から全員参加の「物産展形式」の企業交流会を始めました。早期に社会人と「雑談」し、リアルな仕事に触れることで、学習意欲やキャリア意識が自然と高まります。まずは「知る」ことで、就職活動が本格化する際のスタートラインに差も出てきます。

「今後のキャリア育成」に
ついて、
どのように
考えていますか?

北川
どの業界も人手不足で「自動化」が急務ですが、進んでいないのが現状です。AIやデータサイエンスの知識を組み合わせ、現場の「作り手に寄り添って自動化を推進できる人材(DX推進人材)」の育成が必要です。
細川
建設業界もDX化が加速しています。学科内に「ドローンスクール」や「DXキャンプ」を設け、在学中に最新技術という「武器」を持たせて、即戦力として送り出す取り組みを強化しています。将来的にはこれらの取り組みに、卒業生や他学科の学生も巻き込めたら良いなと思っています。
北川
「学科の壁」は今後取り払っていくべきですね。機械メーカーも電気の学生が欲しいし、建設業も機械の学生が欲しい。さまざまな取り組みについて、「学科の壁」を無くしていくことは、大学も学生も企業もWin-Winになると考えています。

工学・情報分野における
キャリアのKey Word

納得解
を導く
学科横断型
マッチング
DXスキルを
武器

INTERVIEW

情報科学科荒澤 孔明 講師

MESSAGE

学内には元システムエンジニアなどの民間企業出身の教員もいるため、そういった教員が持つ情報や経験を活かしながら、学生一人ひとりが適性に合った企業と出会えるようにサポートしています。大学全体の合同企業説明会はもちろんのこと、教員の繋がりを活かした独自の企業相談会も実施。少人数で行うため、本音で企業と会話ができるチャンスにもなっています。こうした「個」に寄り添う支援を支えているのが、キャリア支援センターによる全学的なサポートと、教員による専門特化型のアドバイスです。この両輪が「チーム」 として一人ひとりに伴走し、個々の学生に最適な業界・企業とのベストマッチングを追求しています。

機械工学科池田 圭吾 講師

MESSAGE

高校までの教育は「正解のある問い」が中心ですが、大学や社会では「答えの無い問い」に対し、自ら情報を収集し、最適な解を導き出す力が求められます。私たちは、このギャップを埋める探究心を、大学での研究、さらにはその先のキャリア形成へとスムーズに接続させたいと考えています。
例えば進路に関しても、「機械=ロボット開発」といった固定観念に縛られる必要はありません。人間工学を活かしたモビリティデザインや、高度なメンテナンス技術など、専門性の活かし方は多岐にわたります。こうした気づきを早期に促すため、これからの教育では、理論だけでなく「まずは手を動かし、実践から学ぶ」ことを重視します。
現在、学科全体としても、この「実践的な気づき」を起点とした新カリキュラムへの変革を構想しています。自ら動いて得た発見こそが、納得感のあるキャリアを選ぶための「自分軸」になると確信しているからです。

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