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周囲を巻き込むための、
「行動変容」を促していく

キャリア支援センター センター長

春名 弘一教授

道尾 淳子准教授 / 人間社会学科

※2027年4月1日より地域創造学部 地域創造学科(仮称・設置構想中)に改組

未来デザイン・地域創造CAREER

理系総合大学における文系分野の強みは?

春名
「最新のデジタル技術も気になるけれど、人と関わる仕事がしたい」。そんな想いを形にできるのが、本学の文系分野の強みです。理系の基盤を活かし、自由なアイデアで街や人を動かしていく。地域創造学部(仮称・設置構想中)は、従来の文系の枠を飛び越えて、テクノロジーを自在に使いこなす次世代のリーダーを育てる場所です。
道尾
その通りですね。未来デザイン学部メディアデザイン学科でも、単にかっこいいものを作るだけでなく、システムやビジネスの視点を掛け合わせて「新しい価値」を創る学びが進んでいます。そこで磨かれる「デザイン思考」の本質は、使う人の気持ちを深く理解する「ユーザーを知る力」です。この視点は、将来どんな仕事に就いたとしても、武器になりますね。
春名
また、文系学部の拠点となる新キャンパス『TEPPOKU BASE』は、企業や地域の方々が日常的に行き交う、刺激に満ちた交流の場になります。リアルなビジネスの最前線を間近に感じられるこの環境は、自分軸を磨くための最高のステージです。ここでの出会いや学びが、学生たちの可能性を大きく広げてくれることを期待しています。

学生と接する際に意識していることは?

春名
大学生活は、まだ見ぬ自分を見つけるための貴重な時間です。だからこそ、学生一人ひとりと向き合い、学生が自分でも気づいていない強みや個性に気づけるような関わりを常に意識しています。在学中にしっかりと「自分軸」を築くことで、卒業する時には納得のいく進路を主体的に選べるようになってほしいです。
道尾
私は授業での提出物にこまめにフィードバックを返すことを徹底しています。教員が個別に反応を返すことで、学生のアウトプットに対する恐怖心を取り除き、信頼関係を築くことが大切だと感じています。大学という場所でまず自分の居場所を見つけ、心理的安全性を確保してあげることが、その後の成長への第一歩になります。

これからの社会で、必要とされる人材像は?

道尾
これからの社会で必要とされるのは、特別な肩書きを持った人ではありません。身近な「困ったな」や「もっと良くしたい」に気づき、人に声をかけ、仲間と一緒に行動できる人です。「この人がいれば安心だ」と思われる存在こそ、これからの社会を支えていくのではないでしょうか。
春名
そうした人になるためには、「ゴールから考える力」がとても大切ですね。最終的にどんな社会や未来をつくりたいのかを思い描き、そこから「今、自分にできることは何か」を考えて行動していく。この考え方は、テストや資格のように点数で見えるものではありませんが、社会ではとても評価される力です。だからこそ、在学中から自分の取り組みや挑戦を外に発信し、社会の人たちとつながる経験をしてほしいと思います。

未来デザイン・地域創造分野における
キャリアのKey Word

自分軸の確立
汎用スキル
としての
デザイン思考
地域をつなぐ

INTERVIEW

メディアデザイン学科趙 領逸 教授

MESSAGE

目指しているのは、デザインとIT、互いのプロセスを理解した上で共創できる「コ・アクター」のような人材の育成です。例えば、車のデザイナーもエンジンの仕組みを知らなければ、エンジンが入らないボンネットを設計してしまいますよね。それと同じで、見た目と仕組みの両方を知ることが今の時代には不可欠です。そういった視野を広げながら、「頑張りすぎなくても周りから評価される分野」を見つけてほしいと学生には伝えています。大学は自分の適性を試行錯誤できる場所なので、一つの業界に限らず、周辺を含めた幅広い分野で見つけた「強み」を発揮して欲しいと考えています。

人間社会学科道尾 淳子 准教授

※2027年4月1日より地域創造学部 地域創造学科(仮称・設置構想中)に改組

MESSAGE

学生には、学びを通じて「サービスを受ける側」から「提供する側」へと意識を転換してほしいと考えています。例えるなら、行政や街づくりにおいて、ヒアリングを受けるだけの「一市民」ではなく、「こういう方向性が良い」とビジョンを設計・提案できるリーダーシップを持った人材。そのために、座学だけではなくリアルなフィールド(社会)に赴き、そこでの偶発的な出会いを大切にする教育スタイルを取り入れています。そして将来は都市政策や企画のプロとして、技術職と対等に渡り合いながらこれからの地域社会をデザインしていくことを期待しています。

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