自由がキミを強くする

周囲に合わせるだけでは本当の自分はひらかない。時代を追うだけでは個性を失うだけ。たとえ未熟でも、不器用でも、自信がなくても、そんな自分ごと引き受けて、平気で挑戦すればいい。心から行きたい道を選んで、全力でぶつかればいい。自分を生きている。その自由の手ごたえがキミを強くする。

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横山 直人

こわさを感じたらそれはチャンス。常に、自分の枠の外へ。

株式会社フライウィール
代表取締役CEO

横山 直人

2000年、経済学部経済学科卒業。2002年、ニューヨーク大学大学院修了(Interactive Telecommunications Program)。NTTドコモ、Google Japan、Facebook Japanでキャリアを積んだ後、2018年2月に株式会社フライウィールを起業。自由とは、「多くの選択肢を持ち、その中から自分の意思と責任で決められること」。

同級生が就職活動に励む中、留学を決意

何がしたいのかわからないけれど何かしたい。そんな思いを抱えていた大学時代、突破口の一つになったのが、各界で活躍する立教卒業生による「赤レンガ講座」でした。そこで出会った広告代理店の方から「今後はデジタル広告が主流になる」という話を聞いて、高校の頃からパソコンに興味があった私は「インターネットを学ぼう」とアメリカ留学を決意。同級生が就職活動に励む中、大学院に進むために猛勉強を始めました。みんなと違う道を行くことに不安もありましたが、それを解消するには結果を出すしかない。そう決意して入学したニューヨーク大学大学院は、授業内容も学び方もすべてが未知の世界。わからないことに直面して戸惑い、こわさを感じながら、何かを掴もうともがいた日々でした。

一歩踏み出してみると
意外と道は開ける

人は、わからないことを恐れるものですよね。けれど、こわさを感じたときは、新しい知識やスキルを得たり、視野を広げたり、もう一つ上の段階に進むチャンスだと思います。まずは一歩踏み出してみると意外と道は開けるもの。私自身、変化を積極的に受け入れながら挑戦を続けた先に、起業という選択肢が必然的に現れました。データとAIを活用して企業のビジネスはもちろん、社会構造もよくしたい。そんな思いからフライウィールを創業して7年目の今、思いが確実に形になってきています。やらずにわかることよりも、やってみてわかることのほうが多いから、自分に制限をかけないで、常に、自分の枠の外へ。その姿勢が納得感のあるキャリア、豊かな生き方につながると身をもって感じています。

※掲載の情報は2024年2月時点のものです。

オープンキャンパス情報
有原 花香

私は私のままで 誰かは誰かのままで 輝くために。

社会学部 社会学科 3年
オープンキャンパス 学生チーフ

有原 花香

高校時代に参加した海外スタディツアーで途上国の教育問題に関心を持ったことから社会学部社会学科に入学。グローバル・リーダーシップ・プログラム(立教GLP)を通じて多様性を活かす力を培う。自由とは、「正解がないこと、人の数だけ答えがあること」。

立教GLPでの時間は自分を知る旅そのもの

「もっと言葉のキャッチボールをしてもいいよ」。大学2年の春、立教GLPの授業中に先生からいただいたアドバイスを今も覚えています。もともと、学部や国籍が異なる多様な仲間と学びたい、その中でコミュニケーション力を養いたいと思って1年次に受講し始めたGLP。そこでの時間は自分を知る旅そのものでした。人前に立つことは好きだけれど人に弱みを見せるのは苦手な自分、何でも一人でやらなきゃと思ってしまう自分…そして2年生になって、今度はSA(スチューデント・アシスタント)としてGLPの授業を運営する立場になったとき、先生がかけてくださったのが冒頭の一言です。もっと受講生を信じてボールを投げてみてはどうだろうと。私にとって新しい世界が開けるような一言でした。

影響し合って
変化・成長することの楽しさ

それからは、積極的に発言する受講生には踏み込んだ質問を、意見はあるけれどなかなか発信できない受講生には「○○さんはどう感じた?」などの抽象的な質問をというように、相手に応じた投げかけを意識しました。そうすると相手からも十人十色の反応が返ってきて、お互いに影響し合って変化・成長することの楽しさを実感。「一歩踏み出したい人のスイッチを押す」という自分の強み、役割に気づくこともできました。自分以外の何者かになろうとするのではなく、私は私のままで、誰かは誰かのままで、“らしさ”を活かすからこそ個が輝いてチーム全体の力も向上する。GLPで身につけたそんなリーダーシップのあり方を軸に、生涯を通して自分らしいキャリアを描いていきたいと考えています。

有原 花香

※掲載の情報は2024年2月時点のものです。

オープンキャンパス情報
宮澤 徹

苦しいときほど笑って、前を向いてすべてを引き受ける。

現代心理学部 映像身体学科 4年
体育会陸上競技部 男子駅伝チーム 主将

宮澤 徹

2018年にスタートした立教箱根駅伝プロジェクトの1期生。立教大学創立150周年を迎えた2024年の第100回箱根駅伝では、競技者係としてチームを支えた。株式会社三井住友銀行内定。自由とは、「みんなが同じ方向を向いていなくても、その違いの中で成長できること」。

葛藤の先に、自分なりのキャプテンシー

小学校6年から陸上競技を始めて11年。その中で、大学の4年間は箱根駅伝をはじめ、自分が目指すものに全力で打ち込むことができた幸せな時間でした。とくに、駅伝チームの主将を務めた経験はかけがえのないものです。同期15人中、タイムが真ん中あたりの自分が主将として発する言葉に説得力があるのか。結果を出している選手のほうがふさわしいのでは? そんな葛藤が主将になった後も続きました。これを乗り越えるには自分の競技力を上げるしかない。そう決めてひたすら練習に取り組んだ姿がメンバーにどう映っていたのか、正解だったのか、わかりません。けれども、苦しいときほど前を向く、できない理由を探さない、すべて引き受ける。そんな自分なりのキャプテンシーは伝えられたと思います。

明るさは伝播して
周囲も明るく強くする

競技を続けていると、努力しても結果が出ない時期や、思わぬ怪我やトラブルでチームが苦境に立たされることがあります。そんなときも笑顔で、というのが自分の持ち味なのですが、これには幼少期をブラジルで過ごしたことが影響しています。ブラジルの人は感情表現が豊かでみんな明るいんです。その明るさは伝播して周囲の人たちの心も明るく強くするから、主将になってからはとくに、メンバーと接するときは常に笑顔を心がけ、メンバーからもポジティブな力をたくさん受け取りました。この春から私は社会人になります。今までは自分の挑戦を大勢の人に支えてもらう側でしたが、今後は仕事を通して、挑戦する人をサポートできる人間になりたい。そのためにも笑顔で進み続けます。

※掲載の情報は2024年2月時点のものです。

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太田 ゆか

まずは行動。その積み重ねが覚悟と希望に変わるから。

南アフリカ政府公認サファリガイド

太田 ゆか

2018年、観光学部交流文化学科卒業。在学中に南アフリカのサファリガイド訓練学校に留学し、資格を取得。2016年からガイドとして活動し、野生動物の保護活動にも注力している。自由とは、「夢を追いかけられる環境にいること」。

始まりは、「野生動物を守りたい」

夜空には流れ星が降り注ぎ、寝ているとライオンの遠吠えが聞こえる。そんなサバンナに暮らして8年。未来の自分がここにいると18歳の私が知ったら驚喜するでしょう。幼い頃から動物が好きで、野生動物を守る仕事をしたい、そのチャンスを何とか手繰り寄せたい一心で立教大学の観光学部を選びました。モンゴルやマレーシアの自然保護区を訪れ、環境保全と観光の関係について学んだゼミ合宿。2年次、サバンナ保全のボランティアに参加して生命そのもののような大地に魅了されたこと。3年次、大学を1年休学して敢行した南アフリカのサファリガイド訓練学校への留学。立教時代、手探りでもまずは行動したことが積み重なって、「この道しかない」という覚悟と希望に変わりました。

自然と動物とともに
生涯サバンナで

南アフリカ共和国北東部にあるクルーガー国立公園が私の職場です。世界中から訪れる観光客の方々に、サバンナの動物たちが直面している問題を伝えて、その先の保護活動に興味を持っていただけるようなツアーづくりやガイドに努めています。最近は日本からのお客さまが増えるにつれて、自分が日本人としてアフリカに貢献できることも増えてきて本当に嬉しい。オフの日は動物の保護活動を行っていますが、サイを密猟から守るために角を切るにも、象やライオンにGPSを取り付けるにも、一頭に多くの労力とお金が必要で、その道のりはまだまだ長くて気が遠くなるほど。それでも、人間も自然の一部なんだと心から思えるこの地が好きで守りたいから、生涯サバンナで働くことが目標です。

太田 ゆか

※掲載の情報は2024年1月時点のものです。

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