伊藤 健人

カルビー株式会社
海外事業本部 第一部 米州グループ
コミュニティ福祉学部福祉学科/2015年3月卒

全学共通科目によって主体的に学べるのが魅力。

立教大学に入学した理由の一つが、学部を問わず履修できる「全学共通科目」でした。1年次から新座と池袋の2つのキャンパスを行き来し、好きな科目を履修。主体的に学びを組み立てられる仕組みは、興味の幅が広い自分に適していました。学生時代は勉学の他に、外資系ホテルでのアルバイトに励みました。一流ホテルを利用する成功者の共通点を知り、また、一流の接客を学びたいと考え、ホテルの人事部に電話。ホテルスクールの学生や転職希望の社会人と共に面接を受け、採用されました。ホテルで働く中で、目標となる人と知り合うこともできました。自ら考え、行動し、新しい環境に身を置くことで成長できた学生時代は、充実度120%でした。

中南米で新規事業を担当。任される範囲が広いのがやりがい。

現在は、海外事業本部で北米と中南米を担当しています。北米では、「じゃがビー」の生地の安定供給と品質管理、工場で使う機械部品の輸出入に携わり、中南米では、新規事業の立ち上げを行っています。入社前は、海外事業に華やかなイメージを持っていましたが、実際はサポート業務など地道な仕事が中心。しかし、その仕事は現地の工場を安定稼働させるための大切な業務です。機械部品が届かなければ、取引先を含め大勢の人々に影響を与えることとなり、責任の大きさを感じます。海外事業の拡大は、当社の成長戦略における最重要課題です。市場開拓につながる事業で幅広い業務を任され、多くの人と共に進める仕事に、やりがいを実感しています。

新しい環境に積極的に飛び込む姿勢が今も役立つ

大学3年次には、アメリカに語学留学。立教の協定大学と、自分で探した大学の2校で、約1年間学びました。きっかけは、ホテルでアルバイトをした際に英語力の必要性を感じたこと。留学経験を将来の仕事に活かすことも考慮しました。カルビーに入社を決めたのは、海外展開に力を入れており、会社の成長と共に自身も成長できると考えたからです。知名度に比べて売上高が大きいとは言えず、その分成長の可能性や伸びしろも感じました。また現在、上司の許可を得て、英語力とビジネススキル向上のため、ビジネススクールに通っています。“自ら手を挙げて行動する”、今の積極的な自分の姿勢は、立教での学生生活で培うことができました。