杉浦 日向子
LOGZGROUP株式会社
執行役員 障害者雇用クラウド事業責任者
文学部史学科/2020年3月卒

「会社員以外の生き方もあるんだ」。大学2年生のときにそう思ったことが今の私につながっています。きっかけはキャリア関連の授業でした。ある日、ベンチャーを起業した卒業生がゲスト講師として登壇されたのですが、その生き方に触れて意識が変化したんです。その後、就職活動をきっかけに、3年次でインターン生として福祉ベンチャーのLOGZGROUPで働き始めました。新拠点の立ち上げに携わって目の回る忙しさでしたが、事業を生み出す楽しさを肌で感じて、4年次の11月にLOGZの子会社を創業。代表取締役に就任しました。ファーストキャリアが社長なんて昔の自分からは想像もできません。立教の多様な学びが、自分らしい人生に踏み出す力をくれたと感じています。

障がいという線引きをなくす。これがLOGZGROUPのミッションです。全国に約40ある就労移行ITスクールの運営などを通して、うつやADHDといった精神障がいのある人の一般企業への就労をサポートしています。障がいのある人に対して、変わっている、怖いなど誤ったイメージを持たれることがまだ多いのですが、実際は優秀な人材の宝庫なんですよ。ただ、企業側も雇用したいけれどノウハウがない、どんな仕事を任せればいいかわからないという悩みを抱えていて、そうした企業と障がい者の架け橋になるのが私の役割です。企業の困りごとに耳を傾け、人材紹介や採用活動まで支援することで両者のベストマッチングを生み出す。そこにやりがいを感じます。
※掲載の情報は2023年10月時点のものです。

大学時代に立ち上げた会社では、大学生ならではの目線を活かして企業の新卒採用を支援する事業に注力していました。当時は本当に未熟でしたが、そのときの経験は今の仕事に大いに活きています。障がい者の雇用がもっと進めば、少子高齢社会による労働力減少や人手不足という社会課題の解決にもつながります。そのためにも、障がいのある人の仕事環境を変えていきたい。クリエイティブ職をはじめ、その人の才能やスキルを活かせる環境で輝いてほしい。自分の成長のために頑張っていた時代から、誰かのため、社会のために本気で取り組もうと視野が広がった今、福祉分野から新しい価値を生み出していくことが私のミッションだと思っています。