• 経済学部 経営学科 2019年卒
  • アサヒビール株式会社

自分の“本気”に応えてくれた、
手厚いキャリアサポート。
財務・会計の知識もビジネスの武器に。

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自分の“本気”に応えてくれた、手厚いキャリアサポート。財務・会計の知識もビジネスの武器に。

PROFILE

渡邉 修悟さん Syugo Watanabe

経済学部 経営学科|2019年卒|アサヒビール株式会社 外食営業部 外食営業第一部 主任

※本ページの情報は、すべて取材時のものです。

國學院大學経済学部を卒業後、大手飲料メーカーで営業職を担当するOBが、現職での経験や大学生活の思い出を振り返りながら、受験生へのメッセージを語ります。大学での学びやゼミ活動を通じて培った力が、社会人としての成長にどのように役立っているのか、その具体的なエピソードをお届けします。

Q.1 現在のお仕事内容を教えてください。

喜怒哀楽に寄り添うお酒という商材や、社員みんなが楽しそうに働く姿に惹かれ、大手ビール会社への就職を決めました。現在は、大手スーパーや海外展開を進める外食チェーンのお客様を主に担当し、新規出店や既存店のブラッシュアップなどをサポートしながら全国を飛び回っています。商圏や競合分析はもちろん、例えば肉の仕入れが弱いというお客様であれば、他の企業や産地・生産者とお客様をつなげることもあります。お酒の枠を超えて、お客様の売上を伸ばすために全力で経営支援に取り組む、いわば「何でも屋」のような仕事です。

Q.2 経済学部への進学を決めた理由を教えてください。

中学生の時にアメリカでホームステイをした際、英語でのコミュニケーションには苦労した一方で、値段など数字を介したコミュニケーションはスムーズにでき、数字は万国共通なのだと痛感しました。この経験から、お金の知識は社会に出た時に、国・地域を問わずどこで何をするにも必要になると思い、経済学部で経営を学ぶことを決めました。社会人になった今は、大学で学んだ「財務諸表」、つまり「お金などのさまざまなデータから企業経営を読み解く」知識が活きる場面が多く、企業の経営陣や株主様とも対等に話ができるので、学んでいてよかったと実感しています。

Q.3 どのような学生生活を送りましたか?

あえて険しい道を選んだ4年間でした。どうせやるなら一番大変なゼミに入ろうと思い、管理会計のゼミへ。このゼミでは日商簿記検定2級の取得が必修なのですが、入った時点で取っていなかったのは私だけだったので、すぐに猛勉強して取得しました。さらにゼミ仲間たちは公認会計士志望の学生など、ツワモノぞろい。最初はレベルが桁違いで、対等に会話もできなかったのですが、ここは素直に仲間たちに教えを請いました(笑)。しかし学び始めると、財務・会計は暗記ではなく、やればやるほど数字で答えが出てくる分野なのでおもしろかったですし、確実に力がつきましたね。加えて、準硬式野球部でも主将として部をまとめ、「文武両道を貫いた」と胸を張っていえる学生生活になりました。

Q.4 國學院大學のキャリアサポートで満足していた点は?

國學院大學のキャリアサポートは、日本一といっても過言ではありません。最初は軽い気持ちでキャリアサポート課へ相談に行ったところ、期待を大きく上回る本気度で向きあってくれたのです。これを機に、週2日、3日のペースで通うようになりました。充実した学生生活を送ってきたことに自信はあったものの、それを言語化するのは難しいものです。私は面談を重ねて自己分析を進めたことで、自らの強みを具体的な言葉にして人に伝えられるようになり、しっかりした内容でエントリーシートにまとめることができました。そのほか、最新情報や分析データを提供してもらったり、企業担当者と直接つなげてもらったりと、手厚いサポートを受けながら進むべき道を見つけ出し、第一志望であった大手ビール会社からの内定を掴み取ることができました。

Q.5 これからの目標や夢を教えてください。

まずは、営業成績で全国No.1を取ることです。誰もが知っている、誰からも信頼され、目標にされる、そんな営業職になりたいです。また、自らの手で、「新しい外食の価値」を切り拓きたいと考えています。もっと多くの人々にお酒を楽しんでいただきたいのはもちろんですが、それだけでなく、喜怒哀楽にあふれ、明日の活力になるような「酒場」を一つでも多くかたちにしたいのです。そこでは、アミューズメントやスポーツ、旅行がライバルといってもよいでしょう。一番の趣味はお酒や酒場と多くの皆様にいっていただけるよう、精いっぱい励んでいきたいです。

Message for You 受験生へメッセージ

学生時代は、やったことの“結果”よりも、それを実現するまでの“プロセス”が大切だと思っています。たとえ大変であったとしても、苦労を重ねた数だけそれは必ず自分の財産になり、やり遂げた人にしか見えない世界もあります。まずは、身体が基本ですので、体調管理と自分を支えてくれる人への感謝を忘れずに、頑張ってください!

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