医療×テクノロジー
医療の進化に、電子の力は不可欠です。創立77周年、歴史と伝統ある東京電子専門学校は、高い技術力を持つ医療のスペシャリストを育成。これまで多くの卒業生が、医療の世界で活躍しています。
医療のスペシャリスト
取り扱い
難易度が高い
放射線の
スペシャリスト
医師の指示のもと、正確な診療画像を提示し病気の早期発見に貢献できる仕事です。またガン治療においても医師以外で放射線を扱うことが出来るのが診療放射線技師です。診療画像撮影では、放射線を使うX線撮影・CT・マンモグラフィなどがあり、放射線を使わないMRI・超音波検査(エコー検査)なども手掛け、その業務は多岐にわたります。
最前線で活躍する
医療と工学の
エンジニア
人工呼吸器・人工心肺装置・透析用監視装置(人工透析装置)など病気と診断された患者が生きていくために必要な「生命維持管理装置」の操作や保守点検管理を行う、医学・工学両面の知識技能を必要とするエンジニアです。2021年には法改正があり臨床工学技士の業務範囲は広がっており、今後ますます重要な業務を担っていく資格です。
検査データの
提供を通じて
医療に貢献する
スペシャリスト
血液、尿、便など人体から排出され、または採取されたものを検査対象とする「検体検査」と直接人体に触れて検査する生体検査である「生理機能検査」が主な対象業務です。検査対象の範囲は幅広く、新型コロナウイルスの検査に用いられるPCR検査など遺伝子検査なども担当するなど、病気の早期発見や予防に貢献するスペシャリストです。
学科
診療放射線学科(3年)
医療現場さながらの実習環境の中で学ぶことで特殊な放射線を扱う技師として必要な知識を体系的に修得します。昨今では当たり前となったデジタル撮影だけではなく、アナログ撮影から学ぶことで撮影技術の基礎から学べる点や、現場での対応能力を身につけるため患者接遇(患者さんへの接し方)についても学べる点も本科の特徴です。
臨床工学科(3年)
臨床工学技士法が制定された同年に設置された歴史ある臨床工学科は、医療・工学両面での実践的な学びができる学科です。人工呼吸器・人工心肺装置・人工透析装置などが豊富な実習環境の中で、医療機器を安全に操作・点検できる技術を身につけます。1年生の夏には病院見学を実施、早い段階から将来を見据えた学びができるよう指導しています。
臨床検査学科(3年)
人の身体情報を画像や数値データとして可視化できるよう、検査技術や正しい考察を導く力を身につけます。2年次には国家資格とも関連が深い「中級バイオ技術者認定試験」と「心電図検定」を受験し、着実にステップアップを図ります。専門指導者による実習や医療機器メーカーの協力で最新機器を使用した特別授業も行い、医療に貢献できる即戦力となる人材を育成します。
卒業生
診療放射線技師
木藤 善浩さん
1993年卒
信州大学医学部附属病院 勤務
放射線部 技師長
長らくMRIの臨床現場・研究に携わり、現在は放射線部全体の管理者として部署間の調整・経営面の管理を担当しています。東京電子での生活を振り返ると、さまざまな実習を楽しみに毎日学校へ通っていたことを思い出します。好きな学問だった理工学を活かせる診療放射線技師を目指して必死に学んでいました。ぜひ皆さんにも東京電子で自分の専門に特化したスキルを身につけてほしいです。
臨床工学技士
山崎 夏菜子さん
2019年卒
順天堂大学医学部附属順天堂医院
臨床工学室 勤務
現在、手術室にて手術支援ロボットda Vinciのメンテナンスやトラブル対応を行っています。ロボット支援下手術は患者への負担が少ない先端医療として今後発展する分野です。そうした未来に繋がる技術に携われることを誇りに思います。在学中、毎日教務室に通って先生方に質問をしに行き、先生方も生き生きと教えてくださいました。東京電子専門学校は自然と勉強が「楽しい」と思える空間でした。
臨床検査技師
萩原 あみさん
2019年卒
地方独立行政病院 総合病院
国保旭中央病院 中央検査科 勤務
現在携わっている業務は、学生の頃から興味を持って勉強していた心エコー業務や、心電図・呼吸機能検査などです。先生方との思い出で印象的なのが、国家試験前日に先生と勉強していた内容がそのまま試験当日に出題されたということです。丁寧に私の質問に対応してくれた先生方だからこそのエピソードだと思います。ぜひ、東京電子に足を運んで先生方や学科の様子などを確認してみてください。
最新設備で充実の環境
医療の高度化、スピード化に対応できる即戦力となる人材を育成するため実際の医療現場と同等の最新設備を導入し、実習を行っています。
アクセス
池袋駅 東口から徒歩約5分!