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国立音楽大学、青梅市との地域振興・人材育成に関する包括連携協定を締結

(2021/10/13)

国立音楽大学(読み:くにたちおんがくだいがく、所在地:立川市、学長:武田 忠善)と青梅市(市長:浜中 啓一)は、地域社会の芸術、文化、教育、まちづくり等の振興、人材育成に関する包括連携協定を2021年6月24日に締結した。



【発表のポイント】

・地域貢献のための各種事業を実施する

・芸術鑑賞、教育現場での音楽指導をはじめとする、地域の青少年の育成および社会教育活動に寄与する



【発表内容】

青梅市では、市民が生涯を通じて学習できる機会の充実に努める等、教育および人材育成に力を入れてきた。特に芸術分野においては、青梅市総合文化祭の開催をはじめ、コンサートによる芸術鑑賞や各市公演会での発表の場づくりに取り組んでいる。



一方、国立音楽大学では、近隣の自治体、公益財団法人、また株式会社等との産学連携を含めた連携協定を通じ、芸術振興、人材交流、青少年の育成といった課題解決に向けた取り組みを行ってきた。特に、青梅市内に拠点を置く公益財団法人青梅佐藤財団とは2020年11月、包括連携協定を締結し、財団主催の演奏会にて芸術による地域貢献を行ってきたが、この度の青梅市との協定締結により、今後はより一層双方の交流を深めていく。



浜中市長からは「市内にある中学校においても吹奏楽が盛んですので、この提携を機に生徒たちに演奏を聴かせていただいたり、指導を得られたらありがたいという気持ちでいます。」と、今後の展望について話があった。また、国立音楽大学の武田学長より、これまでの青梅市との交流について、青梅佐藤財団主催の演奏会に触れ「お客様として市内の中学生、高校生もたくさん聴きに来てくださり、本学の学生や教員と交流を持てたらと、かねてより公益財団法人青梅佐藤財団の皆様とお話ししておりました。全国で地域連携が叫ばれている中、協定を結んでいただき、教育文化の発展に寄与できれば」と、これまでの青梅市での実績、今回の協定の意義について話があった。



将来的には、国立音楽大学での社会教育活動を含めた音楽交流の機会を設ける等、同市との包括的な交流事業が検討されている。芸術を通した地域貢献、課題解決に精進していく。



■詳細リンク先(https://www.kunitachi.ac.jp/NEWS/introduction/20210730_01.html)