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鹿児島国際大学、川上眞子さん(音楽学科4年)全国大会銀賞、アジア大会出場

(2020/3/24)

鹿児島国際大学音楽学科ピアノ演奏家課程4年川上眞子さんは、「第21回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」の全国大会(よこはまみなとみらいホール)とアジア大会(昭和音楽大学ユリホール)が1月に開催され、全国大会大学生部門で銀賞、アジア大会で参加賞を受賞した。



川上さんはショパン作曲「練習曲集 第12番 ハ短調 『大洋』」と「幻想曲 Op.49 ヘ短調」でコンクールに臨み、豊かな表現力、綿密な分析と解釈、丁寧な音楽づくりが高く評価され、長年の夢であったアジア大会出場を果たした。



主科担当の桃坂寛子音楽学科非常勤講師は「4年間の集大成として臨んだコンクール。全国大会入賞、そしてアジア大会出場はこれまでの努力の賜物だと思う。卒業後も音楽の本質と向き合って、人間的にも成長していって欲しい」と話している。



また、演習(作曲ゼミ)で作品分析と演奏解釈を指導した久保禎教授は「演奏技術とともに音楽理論の研究を進めることで、楽譜を深く読み込み、作曲家の想いを解釈や表現に繋げる力が格段に進歩した。今後のさらなる活躍が楽しみ」と快挙を喜んだ。



川上さんは、「このコンクールは幼い頃から毎年受け続けてきたので、すごく思い入れがあります。全国大会を通過してアジア大会に行くということは、小学生からの夢だったので本当に嬉しかったです。全国大会出場を続け10回目で掴み取ったアジア大会への切符でした。諦めずに続けていれば、いつかは叶うのだと思えた瞬間でもありました。全国大会からアジア大会まで一週間足らずの期間だったので、反省点の修正や調整を丁寧に行いました。ここまで来ることができたのは、いつも支えてくれる先生方、友人、両親のおかげです。周りの方々へ感謝致します。

鹿児島国際大学は、充実した施設で毎日の練習ができる環境を先生方や事務の方々が整えてくださっていると感じています。そして、先生方がいつも熱心に指導し、サポートしてくださるので頑張ることができました。鹿児島国際大学で多くの知識を学ぶことができ本当に良かったと思います。この経験を生かし、音楽の道を極めていきたいです。そして、周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。」と今回の結果について振り返った。





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