東洋学園大学では、2021年3月、本郷キャンパス4・5号館エントランスがリニューアルした。



大学のロゴカラーをベースにデザインされた空間には、様々なシーンにおける在学生の使いやすさを考え、大きなソファから1人用の席まで多彩なスペースを用意。



コロナ禍やオンライン授業を考慮した感染拡大防止対策の仕切りやPC用電源を備えた席の設置、ユニバーサルデザインへの配慮など、機能性と使いやすさ、居心地の良さを兼ね備えた空間へと生まれ変わった。



空間デザインを担当したのは、本郷キャンパスのすぐそばに事務所を持つベルギーの家具メーカー「sixinchグループ」。



大学ロゴのフェニックスをイメージさせるビビッドな色づかいに、ナチュラルなグリーン＆木目調と都会的なコンクリート調のデザインが溶け込んだ、明るく温かみある空間。



教室や階段などを示す壁面サインも見やすさに配慮したフォントとデザインに変更。



入口のスロープから教室やエレベーターまで、車いすでもスムーズに移動できるよう、通路の幅を確保するなど、ユニバーサルデザインを意識した作りになっている。



エントランスの中央には、グリーンが印象的なテーブル席が。



各席にコンセントが配置され、現在は感染拡大防止対策用の仕切りも取り付けられている。



周囲には大学の最新ニュースやイベント情報が流れる大型のデジタルサイネージが配置され、授業の前後や休み時間に情報収集をしたり課題に取り組んだりと、フレキシブルに使える。



入口右手は鮮やかな黄色が目を惹くデザイン。



ソファや丸テーブルがいくつも設置されていて、誰かと待ち合わせたりランチを食べたりと、自由に過ごせるスペース。



軽食や飲料などのコンビニ自販機も設置し、カフェテリア代わりに利用可能。



「1人で集中できるスペースが欲しい」という声に応えて、奥の壁側には1人掛けの個人ブースが6席登場。



こちらもPCを使った学びの需要に応え、各席にコンセントを設置している。



休講情報や学生呼び出し情報が表示される情報掲示板は、階段とエレベーターの近くへ移設。



白いソファと間接照明が現代美術館のようなモダンな雰囲気を漂わせる、静かな空間。



また、エントランスの横には、資格取得を目指す在学生向けの相談室「資格・キャリアステーション」が併設され、目指す職業や仕事に役立つ資格について、専任スタッフに気軽に相談できる。



■詳細リンク先(https://www.tyg.jp/campuslife_news/detail.html?id=7921)